昨年12月、元恋人へのハラスメントと暴行罪で有罪判決を受けたジョナサンメジャースが、主演を務める予定だった元MBA選手デニス・ロッドマンの伝記映画『48 Hours In Vegas(仮題)』から解雇された。

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 Varietyによると本作は、1998年のNBAファイナルの最中に決行したロッドマンの悪名高いラスベガス行きを捉えたもの。ロッドマン自身も製作総指揮を務め、真実が描かれるそうだ。ドラマ『イッツ・ア・ワンダフル・ビンジ』のジョーダン・ヴァンディーナが脚本を手掛ける。

 スタジオのライオンズ・ゲートもこのプロジェクトから離れており、プロデューサーのフィル・ロードとクリス・ミラーらは新たなパートナーを探す必要があるようだ。

 昨年3月に、元恋人グレース・ジャバリへのDVで逮捕、訴追されていたメジャースだが、12月18日(現地時間)、起訴された4件のうちハラスメントと暴行罪で有罪が言い渡された。量刑は2月6日(現地時間)に言い渡される予定。最大で1年の実刑となるが、保護観察処分で済む可能性もある。

 逮捕を受け、彼はマネージメント会社やPR会社から契約を解除されたほか、主演・製作総指揮を務める予定だった『The Man in Basement(原題)』を降板。米陸軍のキャンペーンは取りやめられ、予定していた故郷の野球チーム、テキサス・レンジャースの広告も白紙になった。

 また彼は、マーベルドラマシリーズ『ロキ』と『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でヴィランの征服者カーンを演じ、マーベル・シネマティック・ユニバースの新しい中心人物として、彼を主人公にした『Avengers:The Kang Dynasty(原題)』の製作も決まっていた。しかし有罪判決をうけ、すでに解雇されている。 

ジョナサン・メジャース、有罪判決をうけデニス・ロッドマン伝記映画をクビ (C)AFLO