1月20日放送の「キントレ」(毎週土曜昼1:30-2:30、日本テレビ※Huluでも配信)では、King & Princeの永瀬廉と高橋海人の“れんかい”に、今回のゲストである門脇麦を加えて、一流シェフと握りずし対決を行った。

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■高級食材で一流シェフと料理対決

King & Princeが高級食材を使って一流シェフに挑む料理対決「下剋上レストラン」。今回だけの特別ルールとして門脇が“れんかい”チームに参加し、対決に挑んだ。

今回の対戦相手は、「鮨 銀座おのでら」で世界統括総料理長を務める坂上暁史さんで、対決のお題はすし。劇団ひとりが「いわゆる下積みも長いって言うじゃないですか。技術が味に相当反映されるものですか?」と質問すると、坂上さんは「そう信じて今日は引き受けました」と語り、続けて「本来であれば素材ありきのジャンルですから、素材VSテクニックっていう判断になると思います」とコメントした。

今回の対決でKing & Princeチームは、「鮨 銀座おのでら」で実際に使われている最高級品を使用する。助っ人として門脇が紹介されると、永瀬は「勝ったやん!」、高橋も「やった」と笑顔で歓迎していた。

■「寿司三番勝負」を制するのは?

対決の前に、坂上さんから寿司の握り方を学んだ3人。しゃりにくぼみを入れることでふわっとした食感を生むと教わったものの、簡単ではなかった。それぞれが握ったすしを食べ比べた永瀬は「味がちゃんとまとまってるんですよ!」とその違いに驚いた様子。

永瀬が「すしとして一体感がある」とのコメントに、高橋は「それってどうすればいい?」と疑問を投げかけると、門脇が「10年修行!」ときっぱり。明らかな技術の差を知った上での対決がスタートした。

今回は「寿司三番勝負」として3つの食材で対戦する。一つ目のお題は鯛で、King & Princeチームに用意されたのは1kg1万6000円の東京湾小柴産の天然真鯛。一方、坂上さんはスーパーで購入した990円の養殖の真鯛だった。

坂上さんは番組収録の4時間前から鯛の昆布締めを仕込んでおり、劇団ひとりは「親方、ちゃんと勝つ気じゃないですか!」とツッコミを入れていた。

高級イカに続いて1kg6000円の大間産本マグロが登場し、坂上さんは「この時点で負けてます」とこぼすと、門脇は「親方、これ握ってください!」とすかさず声をかけて笑いを誘った。

3つ目のマグロ対決では、少し慣れてきた様子の3人。高橋はマグロにも隠し包丁を入れるなど工夫を凝らしていた。しかし、劇団ひとりから「かわいそうに、マグロが…」と指摘すると、高橋は「テクニックこっちも入れてるから、食べてみてから言ってください!」と自信たっぷりに語っていた。

結果は坂上さんのストレート勝ち。坂上さんは「これで安心して店に帰れます」と安堵した様子で笑顔を見せた。

■“れんかい”らしい寿司三番勝負

番組で「飯炊き3年、握り8年」と紹介されていたように、高い技術が必要とされるすし対決に挑戦した“れんかい”と門脇。門脇がマグロ対決の時点で負けを確信した様子だったが、永瀬は最後に「少なくとも接戦にはなるのかなと思っていた」とコメントしていたのが印象的だった。

これまでの対決と違い、熟練の技術が必要とされる対決で3人とも苦戦した様子だった。しかし、歯が立たないものの慎重に包丁を入れて食材をカットしており、最後まであきらめずに丁寧に挑もうとする永瀬の姿があった。また、高橋も同様に、しゃりを握る時点で苦戦していたものの、すしネタに隠し包丁を入れるなど、技術を補う工夫を忘れないクリエーター魂を発揮していた。

結果は残念だったものの、慣れない作業にも一生懸命に取り組み、どうしたらいいのだろうと考えながら挑戦する“れんかい”。これからの2人の成長が楽しみだ。

◆執筆・構成=ザテレビジョン編集部バラエティー班

※高橋海人の高は正しくは「はしご高」

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