ウェブはドジャースの補強に危機感を感じているという(C)Getty Images

 今オフのFA市場で目玉となっていた大谷翔平山本由伸の獲得に成功したドジャース。日本人スター2人の他にもレイズから剛腕のタイラー・グラスノー、マリナーズから通算159本塁打を誇るテオスカーヘルナンデスを獲得した。

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 総額12億ドル超とも言われる資金を費やし、現地では“異次元”の大補強を行ったドジャースを2024年シーズンの優勝候補として予想する声が多いが、同地区のライバルは早くも戦々恐々としている。

 スペインのスポーツ紙『MARCA』は記事を配信し、ドジャースのライバル、ジャイアンツの右腕ローガン・ウェブがインタビューで語った内容を記載。右腕はドジャースの大補強に危機感を感じているようだ。

 ウェブはインタビューで今オフに同地区ライバルのドジャースが大補強を行ったことについて問われると、「今オフに僕は動揺し、フラストレーションがたまっていたよ。彼ら(ドジャース)とは顔を合わせたくないし、何か気に入らない。うまく説明できないけど」と心境を明かしたという。

 ジャイアンツも大谷と山本の獲得に動いていたが、惜しくも成就とはならず、争奪戦で同地区のライバルに敗れてしまう結果となった。

 右腕は「しかし、僕たちは何とかして対処しなければならない」と危機感を吐露。「ドジャースと競争し、彼らを打ち負かすためにベストを尽くすだけなんだ」と意気込んだ。昨年以上にスター軍団となったドジャースに対して、ジャイアンツはどのような戦略を立てるのだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

異次元補強のドジャースにライバル右腕が感じた“危機感”「今オフはフラストレーションがたまった」