ニューカッスルイングランド代表FWカラムウィルソン(31)を売却する可能性もあるようだ。イギリスデイリー・メール』が報じた。

2020年夏にボーンマスからニューカッスルへと加わり、昨シーズンはプレミアリーグ31試合で18ゴール5アシストを記録したウィルソン。今シーズンもコンスタントに活躍を続け、昨年9月にはクラブとの契約を2025年夏まで延長していた。

そんなウィルソンに対しては、アトレティコ・マドリーレンタルでの獲得に動いていたとのこと。ニューカッスルはこれを拒否したが、完全移籍でのオファーであれば受け入れる可能性があるという。

現在ニューカッスルはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の面で苦境に陥っており、新戦力獲得には選手の売却が必要。最近ではイングランド代表DFキーラン・トリッピアーへのバイエルンからの関心も取り沙汰されているが、バイエルンはこの状況を利用しようと企んでいるようだ。

そのため契約が残り1年半のウィルソンの売却も視野に。ニューカッスルが移籍を承認する場合、ウィルソン側もアトレティコとの交渉に前向きだという。

なお、アトレティコユベントスイタリア代表FWモイゼ・ケアン(23)のレンタルに迫っている最中。ウィルソンへの関心が続いているのかは疑問だが、この31歳はたとえ今冬の移籍が実現しなかったとしても、夏のニューカッスル退団が有力視されているようだ。