シェフィールド・ユナイテッドボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFアネル・アフメドジッチ(24)に、ナポリアタランタが関心を寄せているようだ。

アフメドジッチは190cmの右利きセンターバック。生まれ故郷スウェーデンの名門マルメでプロデビュー後、2度にわたる武者修行の末に定位置を掴み、2022-23シーズンにシェフィールド・Uへと移籍する。

加入1年目は即座に定位置を安泰とし、チャンピオンシップ(イングランド2部)34試合に出場、セットプレーを中心に6得点をマーク。チームもプレミアリーグ復帰を果たし、迎えた今季もここまで14試合でプレーする一方。昨年12月以降はゲーム主将を担うことも珍しくない。

そんなアフメドジッチだが、イギリス『サン』などによると、以前からセリエAでのプレーを夢見てきたとされ、シェフィールド・Uも今冬中のイタリアへの売却を視野に。照会を依頼してきたナポリアタランタに対し、移籍金2000万ポンド(約37億6000万円)を要求しているという。

どうやらプレミアリーグ残留に向けて即席補強に動く思惑のようで、アフメドジッチ売却なら、売却益を元手にGK1人、センターバック2人を獲得する方針。現段階でエバートン(※1)から元U-21イングランド代表DFメイソン・ホルゲート(27)、ボーンマスからウェールズ代表DFクリス・メファム(26)の獲得に動いていることが判明している。

(※1)ホルゲートは2部サウサンプトンレンタル移籍中