シリーズ累計発行部数280万部(紙+電子)を突破した人気小説『ひとりぼっちの異世界攻略』が、2024年にテレビアニメ化されることが発表され、ティザービジュアル&特報が解禁された。主人公・遥役は梅田修一朗に決まった。

【動画】主人公・遥が異世界で”ぼっち”生活を送ることに! 『ひとりぼっちの異世界攻略』特報

 原作は、「小説家になろう」にて連載され「オーバーラップ文庫」にて刊行された五示正司氏による同名小説。原作小説1~12巻が発売中であり、最新13巻は2024年1月25日に発売。「コミックガルド」にてコミカライズも連載されており、「ガルドコミックス」にて1~17巻が発売中。こちらも最新18巻が1月25日に発売される。

 高校生活を“ぼっち”で過ごしていた遥は、授業中に突然クラスメイトと共に異世界召喚に巻き込まれてしまう。チートスキルが並ぶリストから好きなスキルを選んで神様から与えられる―はずが、チートスキルは早い者勝ちで既にめぼしいものはクラスメイトに取り尽くされていた!? 神様の逆ギレで残ったバッドスキルを全て押し付けられた遥は、スキル『ぼっち』のせいで、異世界でも孤独に冒険することに…。チートに頼らず、チートを超えてやる―最強“ぼっち”の異世界HARDモード攻略譚が幕を開ける。

 異世界で”ぼっち”生活を送ることになる主人公・遥役を務めるのは梅田修一朗

 梅田は「遥の第一印象ですが、語りや話すときのノリが個性的で楽しくて、新鮮なのにちょっと懐かしいような…? 本人はそんなつもりも望みもないと思いますが、一度会ったら忘れられないような、ひとクセある魅力的な主人公だと感じました」と役の印象を。そして、「遥は異世界をさまざまな策を練って、工夫して、楽しみながら攻略していきます。まさにぼくも同じ気持ちで遥と台本に向き合わせてもらっています。原作ファンの方にも、アニメからの方にも楽しんでもらえるように頑張ります! どうぞよろしくお願いします!!」と意欲を見せた。

 ティザービジュアルは白い空間の中で遥が一人座り込んでおり、“ぼっち”を感じさせるビジュアルとなっている。コミックのカットを使用した特報映像も公開された。

 アニメ化にあたり、原作者の五示正司は「一体何を言っているのかわからないと思いますが、小説なんて書いたことも書こうと思ったこともないまま深夜のテンションでなろうに書き込んだら書籍化されコミカライズしていただきアニメになりました。はい、人生で初めて魔が差してたった一回だけふざけて書いてみただけなのに話がどんどん大きくなって欣喜雀躍すべきかドン引くべきか悩んでいたらアニメ化となりました。これも全て皆さまのおかげですと責任を丸投げ、ありがとうございますと感謝へ転嫁させていただきます」とコメント。

 原作イラストを手掛ける榎丸さくは、「この度はアニメ化決定おめでとうございます! 映像ならではの表現によって遥くんたちの活躍がどのように描かれ、どのような動きを見せてくれるのか、今からとても楽しみです。今後とも小説・コミカライズともども、応援よろしくお願いいたします」と言葉を寄せた。

 原作コミックを手掛けるびびは「『ひとりぼっちの異世界攻略』のファンの皆さま、アニメ化、おめでとうございます。コミカライズ担当としては本望の一言です。これで作品をさらに多くの方に知ってもらえる可能性がある―と考えるだけでワクワクが止まりません! 自分が漫画で拾いきれなかった所や新しく追加されたシーンとかもあると思うので、そこが超絶期待…。いちファンとして真っさらな気持ちで観ますね!」としている。

 なお、公式Xでは本日より梅田修一朗や原作者のサイン入りプレゼントが抽選で当たるキャンペーンが、3週連続で開催される。

テレビアニメ『ひとりぼっちの異世界攻略』ティザービジュアル (C)五示正司・オーバーラップ/ひとりぼっちの製作委員会