フライブルクは21日、ホッフェンハイムのハンガリー代表DFアティラ・サライ(26)をレンタル移籍で獲得したことを発表した。

シーズン終了までのレンタル移籍となり、詳しい契約内容は非公開とされている。

サライはラピド・ウィーンの下部組織で育ち、ファーストチームに昇格する前に母国のメゼーケベジュドに加入。その後、キプロスアポロン・リマソル、トルコのフェネルバフチェでプレー。2023年7月にホッフェンハイムに完全移籍で加入した。

フェネルバフチェでは公式戦117試合に出場し7ゴールを記録していたものの、今季加入したホッフェンハイムではブンデスリーガで4試合、DFBポカールで1試合の出場に留まっており、ベンチ入りこそするもののほとんど出番は得られていなかった。

ハンガリー代表としても41試合に出場するなど実力がある中で、守備陣の補強が必要だったフライブルクにとっては願ってもない補強となった。

サライは「僕には今年、ドイツで開催されるユーロという大きなプランがある。それに向けて最善を尽くす」とコメント。ユーロ出場に向けて、プレー機会を得るための移籍だと語った。