バイエルンは21日、ブンデスリーガ第18節でブレーメンをホームに迎え、0-1で敗れた。ブレーメンのFW佐藤恵允はベンチ入りも出場しなかった。
前節ホッフェンハイムに3-0で勝利し、首位レバークーゼンとの4ポイント差を維持した2位バイエルン(勝ち点41/1試合未消化)は、ホッフェンハイム戦のスタメンからミュラーに代えてコマンのみを変更。新戦力のダイアーがベンチ入りした。
13位ブレーメン(勝ち点17)に対し、最前線にケイン、2列目に右からコマン、ムシアラ、サネと並べたバイエルンが押し込む展開で立ち上がる。
しかし9分にピンチ。ショートカウンターを受けた流れからステージに抜け出されたが、ボックス内からのシュートはGKノイアーの正面で助かった。
その後もバイエルンが敵陣で試合を進めるも、5バックで守備を固めるブレーメンを崩せずにいると24分にもピンチ。ボックス右からのヴァイザーのミドルシュートがディフレクトして枠を捉えたが、GKノイアーがビッグセーブで阻止した。
さらに1分後にはエンジンマーにディフェンスライン裏を取られたプレーで失点しかけるも、VARが入ってムシアラがファウルを受けていたと判定され、ノーゴールに覆った。
助かったバイエルンは28分にようやく決定機。流れの中で上がっていったウパメカノがサネのスルーパスをボックス左で受けてシュート。しかしGKツェッテラーにセーブされた。
ハーフタイムにかけてもバイエルンがハーフコートゲームとしたものの、好機は作れずゴールレスで前半を終えた。
迎えた後半、開始5分にケインのミドルでゴールに迫ったバイエルンだったが、59分に失点する。ヴァイザーにボックス右に侵入され、カットインから豪快な左足シュートを叩き込まれた。
ヴァイザーの恩返し弾で追う展開となったバイエルンはミュラー、テル、ゴレツカを投入。
それでも攻めあぐねる状況が続いた中、終盤の87分にようやくテルのヘディングシュートでゴールに迫るも、GKツェッテラーのファインセーブに阻まれる。
さらにラストプレーでテルがカットインシュートを狙ったがわずかに枠を外れ、0-1で敗戦。後半戦初戦を黒星でスタートさせることになった。
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