今季からドイツ2部のニュルンベルクプレーする林大地。

自身のYouTubeチャンネルでこれまでのキャリアを振り返る動画を投稿し、興味深い話も明かしている。

大阪出身の林はガンバ大阪ジュニアユースからユースに昇格できず、履正社高校、大阪体育大を経て、サガン鳥栖でプロになった。

実は関西学院大学にスポーツ推薦で入学することが内定していたが、大学側の方針変更で破談になり、スカウトから「めっちゃ謝られた」そう(大学側としては、スポーツ推薦で入学した生徒がプロになっても、単位がとれずに卒業できないケースが多かったためのようだ)。

林には大阪産業大学から学費全額免除で誘いがあったものの、行く気にはならず、サッカーをやめて高卒で働くことを考えたこともあったとか。

そこで高校の先生にサッカーをやめて働くことをほのめかしたところ、ほとんど怒られたことがなかった先生から「お前のサッカーに対する熱はそんなもんか。ふざけるんじゃないよ」と激怒されたそう。

また、サッカー部の先生から怒られた日には母親にもこんな説教をされたとか。

「その日、家に帰ったら、おかんに呼び出されて。ちょっと部屋においでみたいに言われて。呼び出される時は俺がやらかしたとか、面と向かって話す時は1対1で部屋で2人っきりで喋る。うわ、なんやろうと思って、悪いこともしてないし。

『お前、ガキのくせに金のこととか気にしてるらしいな。調子乗んなよ』みたいに言われて(笑)『あんたがやりたいことあるんやったらやったらええし、サッカーを続けたいなら、金のこととか気にせんと続けなさいよ!』みたいな。

そこで目覚めた。ほんまやってなって。体大(大阪体育大)に行こうって決めて」

母親からの言葉でサッカーを続ける決意をしたとのこと。

10代で父になった7人のスター

そんな林は2021年の東京五輪に日本代表として出場。世代別代表の経験もなかったため、U-24日本代表に代替招集された際には「すぐおかんに電話した。めっちゃ喜んでた」そう。その際、母親から「あんた、何かインパクトを残してこな意味ないで」と気合も注入されたとか。

「お前、ガキのくせに金のこととか気にしてるらしいな。調子乗んなよ」林大地、高校時代に母親から説教されたイイ話