テイラー・スウィフトの邸宅の一つが、再び不法侵入の標的になったようだ。現地時間1月20日、米ニューヨーク・トライベッカ地区にあるスウィフトの自宅の近くで、通報を受けた警察が男を逮捕した。

 目撃者の証言によると、男は午後の早い時間に住居に侵入しようとしたが失敗したと米ニューヨーク・ポスト紙は報じている。

 ニューヨーク市警察の広報担当者は21日に、スウィフトの自宅への侵入は確認できなかったが、同じ通りにいた男があるビルのドアを開けようとしているという通報を受けて男を逮捕したと述べた。広報担当者によると、この男は今回と関係なく、2017年に召喚令状に応じなかった疑いでブルックリンで起訴されたことがある。当局は男の名前を公表しなかった。

 21日にコメントを求めるメールがスウィフトの広報担当者に送られた。当時、スウィフトが自宅にいたかどうかは明らかではない。彼女は21日に恋人のトラヴィス・ケルシーが所属するカンザスシティ・チーフス対バッファロー・ビルズの米NFLプレーオフ試合を観戦するため、ニューヨークバッファロー地区を訪ねた。

 トライベッカ地区にある自宅は、スウィフトが不在のときストーカーと思われる人物による侵入や侵入未遂が過去にもあった。

 2022年、ある男がスウィフトと関係のあるトライベッカの2軒の住宅に侵入したと当局が発表し、不法侵入とストーカー行為で起訴された。またその年、スウィフトの自宅に車を突っ込んだ男が逮捕され、スウィフトに会うまで帰らないと警察に言ったと報じられている。

 2018年には別の男が彼女の自宅に侵入し、昼寝をしたと警察は発表した。この男は、懲役を受けた後、1年後にこのビルへ再度侵入して起訴された。

 警察によると、米カリフォルニア州ビバリーヒルズや米ロードアイランド州ウォッチ・ヒルなどにあるスウィフトの他の邸宅でもストーカー容疑者が逮捕されている。

テイラー・スウィフト、NY自宅の近くで住居侵入未遂の疑いの男を逮捕