レアル・ソシエダは21日、左SBアイエン・ムニョスのメディカルレポートを報告した。

 今回の報告によると、アイエン・ムニョスは左膝前十字じん帯断裂で、数日中に手術が実施されるとのこと。20日のラ・リーガ第21節セルタ戦に先発出場した同選手は、前半35分頃に左膝を負傷。倒れ込んだ後すぐさま、自ら“バツ”のサインを出した他、自力で歩くこともままならず、担架で運び出されたことからもケガの深刻さは明白だった。

 なお、全治は公に明かされていないものの、スペイン紙『アス』は約8〜9カ月が見込まれていると指摘。そのため、シーズンアウトはおろか、来シーズンの開幕にも間に合わない可能性が高いようだ。

 1997年8月16日生まれの現在26歳はスビエタ育ちらしい技巧派サイドバックとして、今シーズンはここまで公式戦29試合に出場し2アシストを記録していた。そんな同選手にとっては、前十字じん帯の断裂はキャリア2度目の出来事に。だからこそか、更新した自身の公式Instagramにて「8年前、今までに経験したことのない衝撃を膝に感じたとき、その後の数年間で、フットボールが僕にもたらす全てのことを到底想像できなかった。だから、今日ここで、人生が僕に与えてくれたこの新たな挑戦の“ゼロkm”地点で、起こることの全ては、学び、成長、より強くなって戻ってくるためだと知っている」と前を見据える。

 続けて、「この数時間に届いたすべての愛に、言葉では言い尽くせないほどの感謝で一杯だ。みんなからのサポートに恩返しができるように、応えていきたいと思う。ただまずは、スタンドからチームを応援するよ」とリハビリに向けた決意を綴っている。

【投稿】復帰への決意を綴ったアイエン・ムニョス


レアル・ソシエダは21日、アイエン・ムニョスのメディカルレポートを報告 [写真]=Getty Images