近頃は店員に声をかけるのでなく、タブレットで注文可能な飲食店も多い。そんな中、とあるコメダ珈琲店の店舗にて発見された「パワー系すぎる呼び出し方法」が話題となっているのをご存知だろうか。

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■テーブル横を見て衝撃走る…

今回注目したいのは、Xユーザー・あのにぃさんが投稿した1件のポスト。

こちらの投稿には「こないだ行ったコメダの店員呼び出し方法が斬新すぎた…」とだけ綴られているが、添えられた写真を見ても、店内のテーブル上に特に変わった印象は受けない。しかし、テーブルの「側面」を見て即座に納得。

コメダ珈琲

そこにはなんと、ゴム製のおもちゃ「びっくりチキン」がかけられていたのだ。

 

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■「発案者は奇才」と話題に

びっくりチキン」はその名の通り、驚いた表情のニワトリを模したおもちゃで、腹部を押すと音が鳴るシンプルな作り。恐らく同店舗では、こちらの音に反応して店員が席までやって来るのだろう。

あまりに予想外すぎる光景は見た者に多大なる衝撃を与え、件のポストは投稿からわずか数日で3.5万件以上ものリポストを記録するほど大きな話題に。

コメダ珈琲

他のXユーザーからは「これ考えた人は奇才」「斬新! 初めて見ましたが、忘れられないですね」「呼び出しボタンよりもローコストで、電池などもいらず、間違って落としたりしても壊れにくいから選ばれているのかも」など、驚きと称賛の入り混じった声が多数寄せられていた。

 

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■「店員の対応」も最高すぎる

ポスト投稿主・あのにぃさんに話を聞いたところ、こちらの光景は3日、愛知県安城市の「コメダ珈琲店 安城福釜店」にて目撃したものと判明。

発見時の様子について、あのにぃさんは「注文するのに店員呼び出しのボタンがなく、ふと横のテーブルを見ると『びっくりチキン』ぶら下がっていたので驚き、撮影しました」「使うときは少し恥ずかしく、あまりしっかり鳴かせられなかったのが悔やまれます」と振り返っており、悔いが残っているようだ。

店内の様子については「他のお客さんも半信半疑で鳴らしてる感じでしたが、音が鳴るとすぐ店員さんが『はい、お待ちください!』と応えてくれたり、鳴らした卓が分からない場合は『お呼びのお客様?』としたりと、呼び出し装置としてしっかり機能しているのに感動しました」とのことで、光景を想像するだけで笑いが込み上げてくる。

あのにぃさんは「ボタン式のように鳴らした場所が分からない不便さはあると思いますが、お客さんも和むし、大切なのは効率だけではないのだなと感じました。こういったアイデア、センスは素晴らしいと思います」とも補足しており、大いに感動した様子だ。

なお、X上では「他の店舗でも『びっくりチキン』を見た」という報告がチラホラと寄せられており、こちらも興味深いところ。

そこで、コメダ珈琲店を展開する「株式会社コメダ」に詳細に関する取材を打診したのだが、残念ながら一切の回答が得られなかった。ひょっとしたら『びっくりチキン』の秘密は、同社の重要機密情報…なのかもしれない。

 

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■執筆者プロフィール

秋山はじめ:1989年生まれ。『Sirabee』編集部取材担当サブデスク

新卒入社した三菱電機グループのIT企業で営業職を経験の後、ブラックすぎる編集プロダクションに入社。生と死の狭間で唯一無二のライティングスキルを会得し、退職後は未払い残業代に利息を乗せて回収に成功。以降はSirabee編集部にて、その企画力・機動力を活かして邁進中。

X(旧・ツイッター)を中心にSNSでバズった投稿に関する深掘り取材記事を、年間400件以上担当。ドン・キホーテハードオフに対する造詣が深く、地元・埼玉(浦和)や、蒲田などのローカルネタにも精通。

コメダ珈琲に響いた謎の奇声、その正体にギョッとするも… 斬新すぎるシステムに称賛の声