渡辺ペコの大ヒットコミック「1122」を、高畑充希岡田将生のW主演で実写ドラマ化した「1122 いいふうふ」が6月よりPrime Videoにて世界配信される。このたび、本作でもう1組の夫婦キャストを西野七瀬高良健吾が演じることが発表され、あわせて2人のコメントや新場面写真が解禁された。

【写真を見る】高畑充希と岡田将生が「ふたりだけの夫婦のあり方」を模索する一子と二也を演じる

「妻に読ませたくない」、「夫に読ませたい」とそのリアルさが話題となり、夫婦としてのあり方に一石を投じる、新しいマリッジストーリーとして高い評価を得た原作コミック。本作をドラマ化したのは、『窓辺にて』(22)、『アンダーカレント』(23)などの今泉力哉監督。脚本は今泉監督の妻であり、監督作『聴こえてる、ふりをしただけ』(12)で、11人の子どもが審査員を務めるベルリン国際映画祭「ジェネレーションKプラス」部門にて、準グランプリにあたる「子ども審査員賞」を受賞したキャリアをもつ今泉かおりが務め、本作が初の夫婦合作となる。

主演キャストには、2022年4月期のテレビドラマunknown」、舞台「宝飾時計」など様々なフィールドで活躍する高畑と、『ドライブ・マイ・カー(21)、『ゆとりですがなにか』(23)などの映画作品のほか、舞台やテレビドラマでまったく違う顔を見せ、今泉監督作品は初出演となる岡田。W主演にして初共演となる2人は、“いまどき”夫婦の一子(いちこ)と二也(おとや)に扮する。

今回解禁されたキャストは、岡田演じる二也(おとや)と生花教室で知り合い、“恋人”となる志朗の妻、柏木美月を演じる西野と、美月の夫であり、子育ては妻の仕事と割り切るビジネスマン、柏木志朗を演じる高良、そして美月と志朗の一人息子である柏木ひろを演じる千葉惣二朗。柏木夫婦が、相原夫妻とどんな関係になっていくのか期待が高まる。

また、高良、西野からのコメントと、柏木家の家族3人の幸せそうでほほえましい姿を捕らえた場面写真も初解禁され、本情報解禁から公式インスタグラムもオープン。「結婚」という“ハッピーエンド“の続きを描く本作。はたして“いまどき”夫婦の相原夫妻と柏木夫婦はどのような物語を織り成すのか?今後の続報にも期待したい!

■<キャストコメント>

西野七瀬(柏木美月役)

「最後の日まで悩み続けた撮影期間でした。今泉監督は細かく見て、聴いて、テイクを重ねながら微調整をしていくような演出で、自分にとって初めての経験になりました。いままでやってきたことよりも、さらに繊細な表現ができるのか、常に挑戦させていただける時間でもありました。無意識の部分も見抜いてもらえて、的確に意図を受けることができました。この物語の軸である4人の人物が、自分の行動をどう受け止めて過ごしていくのか、ぜひ見守っていただきたいです」

高良健吾(柏木志朗役)

「今回、1122で今泉監督の現場を経験できた時間は自分にとってかけがえのないものになりました。いままで感じたことがない、役との距離感を味わうことができました。柏木志朗という役はとても不器用な人間です。はじめに脚本を読んでいる時はなかなか好きになれない人間だったのですが、読み進めるにつれて志朗の人間臭さ、未熟さに惹かれていく部分がありました。現場で演じていても、現場でしか気づけないような役の心情もあり面白い経験をしました。きっと自分にしかできない志朗が演じれたのではないかと思います」

文/山崎伸子

西野七瀬&高良健吾が初共演!「1122 いいふうふ」のもう1組の夫婦役に/[c]渡辺ペコ/講談社 [c]murmur Co., Ltd.