ウディネーゼは22日、ミラン戦でフランス代表GKマイク・メニャンに対して差別的なチャントを歌ったサポーターを永久追放することを発表した。

事件は20日に行われたセリエA第21節で発生。ミランが先制した後、スタンドからメニャンに対して人種差別的なチャントが歌われると、メニャンがプレーを拒否。主審に訴えると試合は一時的に中断。ミランの選手たちはピッチを後にした。

その後試合は再開されると、ウディネーゼが逆転。しかし、ミランは最終盤に逆転仕返し、2-3で勝利を収めていた。

ウディネーゼは22日に声明を発表。地元警察と協力し、スタジアムの監視カメラを利用して事の発端となった犯人を特定。即時永久追放することを発表した。

声明で「我々はサッカーや社会に人種差別が存在する余地はないという明確なメッセージを送るためには、このような強力な阻止tが必要であると信じています。ウディネーゼは、如何なる差別にも断固として立ち向かい、サッカーコミュニティ内で包括的で敬意を持った環境を作り立つ決意をしています」と、人種差別を許さない姿勢を示している。