レアル・ソシエダは、アトレティコ・マドリードに所属する左SBハビ・ガランに関心を寄せているようだ。22日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 1994年11月19日生まれのガランは現在29歳。バダボスという当時地域リーグに所属していた地元クラブでキャリアを始めると、4部、3部、2部と着実にステップアップ。そして2021年夏から在籍したセルタでリーグ屈指の左SBに成長を遂げて、今夏に“3強”の一角を成すアトレティコ・マドリードに加入した。しかし、ここまでは公式戦9試合の出場にとどまっている。
 
 そんなガランに対して、レアル・ソシエダが関心を寄せているとのこと。『マルカ』によると、21日に左膝前十字じん帯断裂が発表されたアイエン・ムニョスのシーズンアウトは確実で、トップチーム登録されている本職の左SBはキーラン・ティアニーのみとなり、ディエゴ・シメオネ監督の下では“不発弾”と化している同選手のレンタル獲得を目指していると報じている。

 また『マルカ』は、出場機会を求めるガランが今冬にアトレティコ・マドリードを離れることを決断し、ビジャレアルレンタル移籍加入することが有力視されていたと指摘。ただ、レアル・ソシエダからの強い関心を受けたことで、その移籍先をサン・セバスチャンへと変更する可能性も高いようだ。

 ラ・リーガに加えて、チャンピオンズリーグも勝ち残っているレアル・ソシエダ。手薄となった左サイドに、力強さと速さで相手守備陣に風穴を開ける“弾丸”を置くことができるのだろうか。

レアル・ソシエダが関心を寄せる左SBハビ・ガラン [写真]=Getty Images