アトレティコ・マドリーディエゴ・シメオネ監督がアルゼンチン代表FWアンヘル・コレア(28)について口を開いた。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えた。

最近では、ユベントスイタリア代表FWモイゼ・ケアン(23)のレンタル移籍に関して、クラブ間合意に達したと報じられているアトレティコサウジアラビア移籍の可能性が浮上しているコレアの後釜になるとみられている。

一方、コレアを欲しているアル・イテハドは1000万ユーロ(約16億2000万円)のオファーを提示しているようだが、アトレティコはこの金額に完全には満足できていないとのこと。しかし、22日のグラナダ戦でコレアを76分から起用したシメオネ監督は、試合後に別れを覚悟しているかのようなメッセージを残している。

「私はアンヘルと長時間話をした。私は彼を人としてとても愛している。彼がチームにとってどれほど重要な存在かを我々は知っている」

「彼にとってのベストを願っているし、それが何であれ我々は彼と共にある。チームのために気持ちを見せてくれた選手に対しては、我々も全てを捧げる」

コレアは2015年1月にサン・ロレンソからアトレティコへと加わり、前線のさまざまなポジションをこなしながらここまで通算398試合に出場。献身的な守備も見せつつ74ゴールを記録している。