ディオールは、マリア・グラツィア・キウリによる2024年春夏 オートクチュールコレクション ショーを1月22日(月) に発表しました。艶やかな「アリアドネの糸」のように、コレクションには「アウラ」の概念が浸透しています。テキスタイルの多面的な美しさを探求するマリア・グラツィア・キウリは、コレクションが発表されたロダン美術館の庭園に設けられた会場の壁を飾るインスタレーション『Big Aura』を考案したイザベラ・デュクロと魅惑的で独創的な対話を遂げました。それは、オートクチュールの作品ひとつひとつに満ち足りた「アウラ」と独自性の象徴です。創設者クリスチャン・ディオールがこよなく愛した、洗練されたモアレによって昇華されたルックの数々は、1952年秋冬にムッシュ ディオールが考案した「ラ シガール」ドレスを再解釈したもの。メゾンのアーカイブを再訪することで現代的なルックに命を吹き込みました。襟が特徴的なコート、誇張されたカットアウトのワイドスカート、重なり合うレイヤー、パンツ、ジャケットといった、ベルベットの衣服は流れるように揺れ動き、華やかなフェザーのケープが刺繍入りのダブルオーガンザドレスと合わせられています。オートクチュールの「アウラ」は、静観的であるだけでなく、パフォーマティブでもあるパワフルな体験。想像力の進化するスピリットを表現しています。
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