タレントのアンミカ(51歳)が、1月23日に放送された情報番組「DayDay.」(日本テレビ系)に出演。ダウンタウン・松本人志(60歳)が「週刊文春」の発行元である文藝春秋社を提訴したことについてコメントした。

この日、番組が松本の提訴の話題を取り上げる中で、アンミカは「事実は1つとしても、真実って思うことは人ごとに景色が違うので、これはほんとに裁判の行方によって松本さんが何を語られるのか、っていうのはしっかり見届けなきゃと思ってる」とコメント。

そして「もしこれが事実ではなかった場合に、松本さんの受けたダメージっていうのは、女性の嫌悪感を煽るのに十分な強い言葉、それは“女衒(ぜげん)”という聞き慣れない言葉であったり、“上納システム”であったり、雑誌側が作った強い言葉で、かなりのダメージが。ご家族もいらっしゃるし、デジタルタトゥーとして残りますよね。これむっちゃくちゃ強いと思うんですよ。(騒動に伴って活動自粛したスピードワゴンの)小沢さんも、松本さんも両方、関わった方皆さん」と語る。

その上で、「ただ、逆もあって、もしこれが女性側にとって事実となった場合には、また裁判で自分が辛いことを思い出しながら何度も語らなければならない。そのたびにネットやいろんなSNSでも傷つく言葉でセカンドレイプ的なことがあるかもしれない。両方のことを考えなきゃいけない。私たちがコメンテーターとして見てる側としても、これを下世話に見て、コメント、書いてしまう人たちとか、いろんな意見はあるんですけど、人に指さす指を自分に向けて、社会全体で、知らず知らずの間にそういう誤解を受ける社会だったり、双方が被害者・加害者にならないために、不同意性交とは何かとか、力がある人の振る舞いであるだとか、それを両方語っていくっていう目が私は大事やと思います」と話し、「人に指さす指は自分に向けて、いま自分ごととして語り合っていくっていうのは大事だなっていうのが。私たちがするコメントが記事になって非常に強い影響力を持つっていうところもあると、すごいそこは気を付けなくてはいけないなって感じますね」と語った。