麹町学園女子中学校高等学校は、2023年12月22日成城大学文芸学部と高大連携に関する覚書を交わし、締結式をおこないました。

 

麹町学園女子中学校高等学校×成城大学文芸学部「高大連携に関する覚書」

 

調印式の様子(左:林田 伸一学部長 右:本学園堀口校長)

 

この覚書では、麹町学園女子中学校高等学校は「高大連携指定校推薦」として、成城大学文芸学部英文学科に毎年2名ずつ、一定の基準を満たした生徒を推薦できる内容となっています。

2019年に成城大学と高大連携協定を締結して以降、活発な教育交流と連携活動を通して良好な関係を築いてきました。

すでに経済学部との高大連携の覚書を締結していますが、今回の覚書で新たに文芸学部英文学科とも具体的な連携活動を進めていくこととなりました。

 

 

AIの進化・普及やグローバル化少子化に伴う生産年齢人口の減少などに直面する中、そのような社会に対応できる人材を育成しようと、国を挙げて「高大接続改革」が進められています。

例えば大学入試では、AO(アドミッションオフィス)入試が「総合型選抜」、推薦入試が「学校推薦型選抜」と改められ、いずれも学力を測るテストなどの活用が必須となっています。

また、各大学が行う個別試験では「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」からなる学力の3要素を総合的に評価することになっています。

以前の入試問題は「知識・技能」が中心でしたが、AIの進化・普及に伴う産業構造の変化等により、社会を生きる力として課題解決能力などが求められるようになったことが背景にあります。

その中で本学園では、「高い学習意欲」「学びへの明確な目的意識」「一定の学力」を持った生徒が第一志望の大学にスムーズに進学できる制度をいち早く整えてきました。

 

連携について

 

相互の交流と連携を通じて、高校生の大学進学に関する意識と学習意欲を高めるとともに、大学の求める学生像および教育内容への理解を深めることにより、高校教育・大学教育の質の向上と活性化を図ることを目的とするものです。

本学園としては、2019年の成城大学との高大連携協定締結以降、双方の教育の質の向上と活性化を図る活動を通して、成城大学と良好な関係を築いてきました。

例えば、成城大学の学生サポーター団体が主催する「サポーターズフォーラム」に本学園の生徒が参加した実績があります。

今回文芸学部との覚書締結によって、成城大学に「高い学習意欲」「学びへの明確な目的意識」「一定の学力」を持って進学できる制度の幅が広がりました。

なお、協定を締結している大学は6校となります。

 

覚書概要

・「高大連携指定校推薦」として本学園は、成城大学文芸学部英文学科に毎年2名ずつ、一定の基準を満たした生徒を推薦できる。

・基準は以下の3点である。

(1)評定平均基準  (2)英語能力基準  (3)「みらい論文」の写しの提出

※「みらい論文」とは、高校1年次から2年次の2年間おこなう本学園オリジナルの取り組みである。

自分の興味・関心のある事柄について、文献調査・実態調査などを通じて分析・考察をし、最終的には1万字の論文に仕上げる。

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