京都 蔦屋書店京都市下京区 京都高島屋 S.C.[T8]5F・6F)では、澤田光琉 作品展「Full Screen」を2024年2月5日(月)~3月3日(日)の期間、6F ギャラリーウォールにて開催します。

「光の触れ方#2/Touch of Light#2」2024 キャンバス、油彩/727×606mm

特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/38258-1428210113.html

  • 概要

澤田光琉は、2021年に京都芸術大学美術工芸学科油画コースを卒業、京都を拠点に制作を続けています。

日常で目にした風景をモチーフとして描き、柔らかな光と静的な空気感を纏った作品が特徴です。2020年に制作した「光の形/Shape of Light」シリーズを起点として、画面内のイメージあるいは絵画そのものが光を反射させること、そして光を跳ね返させるために画面に物質性を与えることを中心に据えて制作をしてきました。

本展では、澤田の代表的なモチーフである月から、主に望遠鏡を用いて観察した月をモチーフとしたペインティングの新作を4点発表します。月全体の形に注目したシリーズのほか、月面の明るいスポットに注目した「ほし/Mark」シリーズで構成した展示となります。

展示タイトルは、鑑賞者が作品と対峙した時に画面から光が反射しているように知覚するにはどうすればよいかと思考した澤田が、PCやスマートフォンのモニターにおける全画面表示を意味する「Full Screen」から名付けたといいます。画面から生まれた優しい光を、どうぞ作品の前で感じながらご覧ください。

「星/Planet」 2023 キャンバス、油彩/1000×803mm
「ほし#3/Mark#3」 2023 キャンバス、油彩/455×380mm
  • アーティストステートメント

主に自分の見た風景からモチーフを選び制作している。

一人でいるとき、明るいものや日中の風景を見ているときによく感動を覚える。

きらきらとした、それでいて土っぽい質感や斑点や円などの丸い形、縞模様や輪郭の線の有機的な形を。それらは月であったり人物や植物であったりする。

屋外に出て自転車で湖岸を走って景色を写真に撮って遊んだり、料理や編み物、粘土やレゴブロックなど手を使ったあそびが好きだった。絵画はそのような手仕事の延長として出会い、学んできた。

自分にとっての絵画の中心は絵の細部である質感であって、被写体は主題を浮かび上がらせるためにトリミングや、形を変えたりしている。

絵を描く際の触覚的なタッチ、弱いコントラストによる面的な被写体の様子、不透明色の絵の具が感じさせる物質感や重厚感。それらを使ってモチーフが光を反射させているその姿を絵にしたいと思っている。

澤田光琉

  • 販売について                                   

展示作品は、店頭・アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」にて販売します。

店頭|2月5日(月)10:00~販売開始。

OIL by 美術手帖|2月5日(月)10:00~3月3日(日)18:00の期間に販売。

https://oil.bijutsutecho.com/gallery/1131

※プレセールスの状況により会期開始前に販売が終了することがあります。

  • アーティストプロフィール

澤田光琉(さわだひかる

1999年 滋賀県生まれ

2019年 東北芸術工科大学 美術科 洋画コースへ交換留学

2021年 京都芸術大学 美術工芸学科 油画コース 卒業


〈個展〉

2023年「Dusty Mirror」LIGHT HOUSE GALLERY | 東京

2023年「光の触れ方」genzai | 滋賀

〈グループ展〉
2021年「ネコにはもう届かないものと手料理」MITTS Fine Book Store | 滋賀

2022年「1998」GALLERY ROOM・A | 東京

2022年「NEWoMan YOKOHAMA × The Chain Museum Vo.5」NEWoMan YOKOHAMA | 神奈川

2023年「Artists’ Fair Kyoto 2023」渉成園 | 京都

2023年「DOOMs」SOM GALLERY | 東京

〈賞歴〉

2021年「2020年度 京都芸術大学卒業制作展」 保坂健二郎賞

  • 展示詳細                                     

澤田光琉個展「Full Screen」

会期|2024年2月5日(月)~2024年3月3日(日)※2月20日(火)は休館

時間|10:00~20:00 ※最終日は18:00まで

会場|京都 蔦屋書店 6F ギャラリーウォール

主催|京都 蔦屋書店

入場|無料

お問い合わせ|075-606-4525

特集ページ|https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/38258-1428210113.html

京都 蔦屋書店は、全フロアを通じてアートと文化の「伝統と最先端」が共振する場です。芸術分野を広く取り扱う約6万冊の書籍と、日常のアートピースとなるような文具・工芸品のほか、フロア内に点在するアートスペースでは、注目の現代アート作品を展示。店頭と合わせてECサイトでもご案内いたします。約120席あるSHARE LOUNGEでは、カフェや仕事場、イベントスペースとして、居心地の良い空間を提供します。

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電話番号|075-606-4525

営業時間|10:00~20:00

※6Fシェアラウンジのみ、8:00~22:00

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