シャロン・ストーンは、1990年代に「バービー」の映画を企画した際、映画会社の重役たちから「笑われた」そうだ。

アイコニックなバービー人形を題材にした映画の企画を重役たちから酷評されたことを振り返ったシャロンは、マーゴット・ロビー主演による『バービー』が昨年記録的な大ヒットで世界を席巻したことを受けて、ハリウッドの変化に感謝しているという。

シャロンは、先日の放送映画批評家協会賞(クリティクス・チョイス・アワード)で、『バービー』に出演したアメリカ・フェレーラのスピーチの動画をインスタグラムに投稿しこうコメントしている。「私が90年代に『バービー』のアイデアを出した時は笑われた」「私たちはここまで来た。彼女たちの勇気と忍耐に感謝するわ」

一方、アン・ハサウェイも以前、全く別のストーリーの「バービー」映画に出演するためソニーとマテル社と交渉していたそうで、自分の映画がお蔵入りになったのは幸運な事であったとポッドキャスト番組『ハッピー・サッド・コンフューズド』で明かしていた。「グレタ(ガーウィグ)とマーゴット、そしてあの驚異的なチーム(がやったこと)がとてもエキサイティングなのは、彼らが急所を正しく押さえていたこと」「それが全世界をこの恍惚の境地に到達させた」「あれだけのエネルギー、あれだけの期待、あれだけの感情。私がやっていたらそれは正しいバージョンではなかった。だから、やらなくて、幸運だったと思っている」

またアンは、自分の映画が同じような宣伝に応えられたとは思っておらず、フェミニズム映画で歴史を塗り替えたグレタ、マーゴット、そして関わった他の女性たちを誇りに思っているという。「彼女たちの映画は可能な限り最高のものだったと純粋に思う」「私は女性たちの活躍を見るのが大好き。新記録を作らなければならないほどの、紛れもない成功を収めるなんて!そうすることで、もっと良くなると思うわ」

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