ニューカッスルが、バイエルンが関心を寄せていたイングランド代表DFキーラン・トリッピアー(33)へのオファーを拒否したという。イギリスBBC』が伝えた。

サイドバックの補強に動いているバイエルン。トーマス・トゥヘル監督が率いるチームは、今シーズン獲得したイングランド代表FWハリー・ケイン、今冬獲得したイングランド代表DFエリックダイアープレミアリーグから選手を獲得している。

その中で関心を寄せていたのがトリッピアー。『BBC』によれば、バイエルンは1500万ユーロ(約24億1500万円)のオファーを出したが、ニューカッスルは拒否したという。

これまでの報道によれば、ニューカッスルが要求する金額に近いオファーだが、エディ・ハウ監督は1月にトリッピアーを失いたくない思いが。一方で、クラブは選手を売却しなければいけない可能性も残されていたが、今回は拒否したという。

トリッピアーはマンチェスター・シティの下部組織出身で、バーンズリーへのレンタル移籍を経験。シティのファーストチームには昇格できず、バーンリーへと完全移籍。その後プレーしたトッテナムで頭角を表し、トレティコ・マドリーでのプレーを経て、2022年1月にニューカッスルに完全移籍で加入していた。

ハウ監督にとっての最初の補強選手であり、サウジアラビアの政府系ファンド『PIF』がオーナーになってから最初に獲得した選手。ニューカッスルではプレミアリーグで62試合に出場し、ゲームキャプテンを務めるなど重要な存在だった。