フェローテックグループの国内事業会社である、株式会社フェローテックマテリアルテクノロジーズ(所在地:東京都中央区、代表:山村 丈)は、2024年1月31日(水)~2月2日(金)の三日間、東京ビッグサイト 東ホールで開催される、ナノテクノロジーを集めた世界最大級の展示会「nano tech 2024」に、磁力に反応する液体「磁性流体」や、関連製品・応用製品を出展いたします。
また、今回の出展では新製品のバイオメディカル用磁性ビーズ「Ferrobeads(R)」もご紹介いたします。
※出展展示会URL: https://www.nanotechexpo.jp/main/

磁力に反応する液体「磁性流体」に磁石を近づけた時の様子


■最先端技術の結晶、磁力に反応する液体「磁性流体」
液体でありながら、外部磁場によって磁性を帯び、磁力に吸い寄せられる機能性素材です。1960 年代のNASAスペースプログラムで、無重力環境の燃料輸送等の目的で開発されました。現在は、スピーカーやアクチュエーター、センサー、分別リサイクル用途、その他当社主要製品の真空シールにも利用されています。
当社では、当社グループが創業した1980年より培ってきた磁性流体に関する技術やノウハウを活用し、通常の磁性流体以外にもさまざまな応用製品を開発しています。応用製品は、独自技術で蛍光機能を追加した「蛍光磁性流体」、用途に合わせた超常磁性材料「Hzero(R)コンポジット」、外部磁場により粘性が変化する「磁気粘性流体」、バイオメディカル分野の研究者や技術者向けに開発した「バイオメディカル用磁性ナノ粒子」など、磁性流体をコア技術とする当社ならではの幅の広さとなっています。
※磁性流体製品紹介URL: https://ft-mt.co.jp/product/electronic_device/ferrofluid/

左:蛍光磁性流体・中:Hzero(R)コンポジット・右:バイオメディカル用磁性ナノ粒子キット


■新製品「Ferrobeads(R)」
新製品としてバイオメディカル用磁性ビーズ「Ferrobeads(R)」の販売を開始いたします。主な用途としては、デオキシリボ核酸(DNA)/ リボ核酸(RNA)の抽出を想定しており、リアルタイムPCR*1_等での検査能力の向上などが期待されます。
*1_リアルタイムPCRPCR(ポリメラーゼ連鎖反応)により、核酸の増幅量をリアルタイムに測定する手法
・Ferrobeads(R) SHシリーズ
SHシリーズは、シリカ成分によってコーティングされた磁性ビーズです。従来の標準的な磁性ビーズと比べて、より大きな表面積を有することから、優れた抽出能力を提供します。

Ferrobeads(R) SHシリーズの拡大画像

■出展概要
出展展示会: nano tech 2024 第23回 国際ナノテクノロジー総合展・技術会議
会期 : 2024年1月31日(水)~2月2日(金) 10:00~17:00
会場 : 東京ビッグサイト 東ホール(〒135-0063 東京都江東区有明3-11-1)
ブース番号: 5M-09(東5ホール)
展示製品 : 磁性流体、磁性流体関連製品(Hzero(R)、バイオメディカル用磁性ナノ粒子、Ferrobeads(R)など)

■会社概要

商号  : 株式会社フェローテックマテリアルテクノロジー

代表者 : 代表取締役社長 山村 丈

所在地 : 〒103-0027 東京都中央区日本橋2丁目3番4号 日本橋プラザビル5階

設立  : 1989年(平成元年)12月1日

事業内容:

1.半導体等装置関連事業製品の製造販売(真空シール・石英製品・ファインセラミックス製品・CVD-SiC製品・マシナブルセラミックス製品等)

2.電子デバイス事業製品の製造販売(磁性流体・サーモモジュール

3.車載関連事業製品の製造販売

資本金 : 4億8550万円
WEBサイトURL: https://ft-mt.co.jp/

■フェローテックグループ
1980年に創業した株式会社フェローテックHDを親会社とする当社グループは、半導体市場を中心に、ハイテク分野で部品事業を展開するグローバル企業です。
※株式会社フェローテックホールディングスのWEBサイトURL: https://www.ferrotec.co.jp/

配信元企業:株式会社フェローテックマテリアルテクノロジー

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