FWT運営事務局(株式会社Pioneerwork内、本社:東京都台東区、代表:後藤陽一)は、フリーライドスキーヤー勝野天欄選手(かつの てんら/23歳)が日本人として初めて2023年に行われた予選大会であるFWT QUALIFIER、FWT CHALLENGERを勝ち抜いて2024年の世界大会、フリーライドコンペティション最高峰のFWTへ出場することを受け、勝野天欄選手のインタビュー動画を公開しました。

勝野天欄選手インタビュー動画URL:https://youtu.be/Fvj6756jlUU

2024 FWT JAPAN SERIES ティザー動画URL:https://youtu.be/1FJFSMDunmE

■実力で勝ち進みFWT出場を決めた、勝野天欄選手

過去に4名の日本人選手がワイルドカードとしてFWTに参戦をしているが、下位カテゴリ―より勝ち進み、自らの実力でFWT参加権を勝ち取ったのは勝野天欄選手が初めて。

ジュニア時代からFWT JUNIORに参戦。世界で活躍することを意識し、「自分の滑り」を追求していた勝野天欄選手。海外遠征を続けていく中で、日本の山では経験出来ないスケールの大きさに圧倒されながらも、出会った仲間に恵まれ、経験値を高めていった。その後、FWT QUALIFIERに参戦し始めると、世界で活躍するスキーヤーとともに攻めた滑りで会場を沸かした。参戦初年度はFWT CHALLENGERへ昇格したものの、FWTへの昇格は逃したが、確実に世界への階段を登っていった。『自分のスタイルを重視しているだけでは勝てない、そんな甘い世界ではない』と意識した彼は、2023年、FWT QUALIFIERでランキング10位に入り、FWT CHALLENGERへ昇格。「確実に勝ちに行く」滑りをしFWT CHALLENGERで、ランキング2位となり、2024年のFWTの切符を自らの手で勝ち取った。

https://www.freerideworldtour.com/riders/?discipline=ski-men

  • プロフィール

    2000年生まれ。北海道ニセコ町出身。幼い頃にスキーを始め、「フリーライド」の選手として活動中。フリーライドは、ライダーが地形と雪質を見ながら、自分で滑るラインを決める。「決まっているのはスタートとゴールだけ」の競技である。国内外で開催されているスキーの大会に出場。若手有望株のスキーヤーの一人。傍らで、エンジニアとしても活動している。今シーズンは自身初となるムービー「流離-Sasurai」を公開、地元北海道ニュージーランドで撮影した映像の「彼の滑り」は必見。

    流離-Sasurai / https://youtu.be/-8gsg2YSmqI?si=GGBJyn8eq0Y5SnRa

    Skiing by Tenra Katsuno / Film and edited by Tatsu

■勝野天欄選手が参戦するFreeride World TureはYoutubeにてLIVE配信が決定!

ヨーロッパを中心に開催される「FWT」は、今年もLIVE配信が決定。下位カテゴリ―より勝ち進み、自らの実力でFWT参加権を勝ち取った、勝野天欄選手の活躍にも期待が高まります。

配信は大会スケジュールに合わせてFWT公式YoutubeチャンネルとFWTの公式サイトで行われます。

FWT公式Youtubeチャンネル:(リンク決まり次第挿入)

FWT公式サイト:https://www.freerideworldtour.com/

■Freeride World Tourに参戦するには

FWTの傘下に置かれるすべての大会は、4階層のピラミッド構造になっています。

FWT JUNIORは18歳未満のための大会で、有望な若手ライダーがスキルを磨き、グローバルランキング獲得への道を歩み始めるステージとして開催します。18歳以上のライダーはFWT QUALIFIERに出場し、良い成績を残したベストアスリートはFWT CHALLENGERに進み、前シーズンのFreeride World Tourで翌年のシード選手の基準順位に満たなかった選手との入れ替え戦に挑戦することができます。特に優秀な限られたアスリートは、すべてのカテゴリ―からピラミッドの頂点である、FWTに進むチャンスがあります。

それぞれの大会シリーズには独自のランキングがありますが、世界チャンピオンの称号が得られるのは、Freeride World Tourで優勝した選手のみとなります。

FWT QUALIFIERには1*~4*の4つの大会レベルがあり、選手たちは各大会を転戦しながら、大会レベルと順位に応じてポイントを獲得していくことになります。ポイントを重ねる最大のチャンスである、4*の大会はフランススイスオーストリア、そして日本の白馬で開催されます。

FWT CHALLENGERは、QUALIFIERを勝ち抜いた選手だけでなく、3月1日~7日で行われる第4戦ジョージアPRO(ジョージア)までの4大会で成績で上位約20人までが出場できる、フィーバーブルン(オーストリア)とヴェルビエ(スイス)で開催されるFWTファイナル進出を逃した選手とも対戦することになります。ヨーロッパと北米でそれぞれ3回ずつ計6大会開催され、2025年に世界のトップ選手と肩を並べる選手を決定します。世界中の約140名のアスリートが、FWT CHALLENGERへの出場資格を持ち、FWTでファイナル進出を逃した約20名と各地域のQUALIFIERの上位40~60名を含む、約60~75名が出場することになります。

各地域で開催される3つのFWT CHALLENGERのうち、選手のベストリザルト2つが最終ランキングに加算されます。各地域のスキー男子上位4名、スキー女子上位2名、スノーボード男子上位2名、スノーボード女子上位1名、合計18名が翌年FWT25の出場権を獲得します。

このピラミッドを明確にすることで、若手から主力選手まですべての選手が、頂点への道のりをクリアに理解してチャレンジできる仕組みとなりました。今回、日本人で初めてこのレギュレーションに沿ってFWTへの出場権を獲得したのが勝野天欄選手です。

■FWT大会スケジュール

FWTはヨーロッパとカナダで合計6大会開催される。勝野天欄選手は、すべての大会への出場を視野に入れているものの、全6戦のうち第1~4戦までの獲得ポイントによってはFWTのファイナルとなる、第5~6戦へ進むことができない。世界トップのフリーライダーが集う今大会で、勝野天欄選手のファイナル進出に期待が高まる。

※下記日程で大会に最適な条件が揃った日に開催されます。

※第1戦2024 BAQUEIRA BERET PROは積雪不足によりキャンセルが決定しています。(2024年1月23日現在)

■国内大会スケジュール

国内では4会場でFWT QUALIFIER、内2会場ではFWT JUNIORの開催が決定。すでに舞子スノーリゾート(新潟県南魚沼市)での大会は終了しました。今後は、HAKUBA VALLEY(長野県白馬村)、湯沢中里スノーリゾート(新潟県南魚沼郡) 、LOTTE ARAI RESORT(新潟県妙高市) 大会が行われます。今年も、FWTとの入れ替え戦となるCALLENGERへの参戦を目指す、多くの日本人ライダーの活躍に期待が高まります。さらに、バックカントリーエリアで開催されるHAKUBA VALLEY(長野県白馬村)大会は世界でも数少ない4*の大会となり、白熱した戦いが世界から注目されています。

  • 大会名:2024 TOYO TIRES FWT HAKUBA QUALIFIER 4*

    日程:2024年1月29日(月)~2月1日(木)

    会場:HAKUBA VALLEY(長野県⽩馬村)

    主催:⽩馬村観光局、株式会社Pioneerwork

    FWT発祥のスイスなどのヨーロッパにも引けを取らない、白馬の壮大なアルパインエリアにて開催。世界でも数少ない4*の大会であることから、コースセッティングにも注目が集まる。開催前日までフェイスがわからないことから、選手の緊張感も他大会とは一線を画す。

■Freeride World Tour(FWT)概要

FWTは1996年スイスで第一回大会が行われ、その規模はフリーライドファンの増加と共に拡大。現在は世界で唯一最大のフリーライドの世界ツアーとなりました。(男女・スキー・スノーボード・予選・ジュニア合わせて5600人以上の選手が世界を転戦し、合計150大会が欧州・北米・南米・オセアニア・アジアで実施されています。) FWT JAPAN公式サイト:http://freerideworldtour.jp

【フリーライドスキー・スノーボードについて】

フリーライドは、ゲレンデ滑走だけでなく山の自然な地形を楽しむ新しいウィンタースポーツのスタイルで、世界及び日本でも人気が高まっています。特に日本の質の高い大量のパウダースノーは海外で「Japow(Japan + Powder Snow)」と呼ばれ、日本は最高のフリーライド体験が得られる国の一つとして国際的に認知されてきています。

■株式会社Pioneerwork概要

Pioneerworkは、自然のフィールドで行うスポーツを「アーススポーツ」と呼び、雪・山・川・海など世界で最もアーススポーツに適したフィールドを持つ国のひとつである日本の価値をアーススポーツの力で高めることをミッションとする会社です。

「人と自然を繋ぐ。アーススポーツで未来を創る。」

古来より、人と自然は共存することで豊かな文化を育んできました。

ところが今、人が自然とふれあう機会や手段は減りつづけています。

もっと豊かな文化を生み出すために、人と自然が共存する新しいカタチを創りたい。

私たちは、アーススポーツの発展を通してこれまでにない新たな文化を創造し、

自然を楽しむ人や、自然を守る人を増やし、人と自然を繋ぎ、持続可能な未来を創っていきます。

会社概要

設立:2019年11月

代表取締役社長:後藤 陽一

会社ウェブサイト:https://www.pioneerwork.co/

事業内容

<プラットフォーム事業>

アーススポーツコンテンツを繋ぐデジタルプラットフォームの構築事業

代表商品:アースホッパー ( https://www.hopper.earth/ )

<コンサルティング・マーケティング事業>

主に自治体や地域の事業者と、アーススポーツを活用して、自然を楽しむ、守る、繋ぐための様々なプロジェクトを進行中。海外の30を超えるアウトドアスポーツ専門メディアやリゾートとのネットワークを活用したインバウンドマーケティング支援。

日本におけるFreeride World Tourの運営。

実績:https://bit.ly/pw-projects

お問い合わせ先:FWT運営事務局(株式会社Pioneerwork内 担当:中村) japan@freerideworldtour.com




配信元企業:FWT運営事務局(株式会社Pioneerwork内)

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