名阪国道が止まるといよいよ……。

名阪国道も通行止めの可能性

国土交通省 北勢国道事務所と奈良国道事務所は2024年1月24日14時、「名阪国道」の亀山IC~天理東ICにて大雪の影響による「予防的通行止め」を15時以降から行う可能性があると発表しました。

滋賀や福井で記録的な大雪となっており、周辺の高速道路では次のように通行止めが続いています。名阪国道通行止めとなると、関西と東海を結ぶルートの選択肢が狭まります。

●14時現在の通行止め区間(滋賀・福井周辺の高速道路
・名神:岐阜羽島~栗東湖南(上下線)
北陸道米原JCT~武生(上り)、福井~米原JCT(下り)
舞鶴若狭道:敦賀JCT~若狭美浜
東海環状道:大野神戸~養老

名神に対する国道21号など、並行する国道も一部通行止めとなっているため、通行には注意が必要です。なお、新名神の草津JCT~亀山JCT間については、現時点で通行止めとはなっていません。

このほか、西日本では中国道の一部、福岡・長崎・大分県内、ならびに愛媛県内の高速道路で一部通行止めとなっています。

国土交通省は、外出を控えるとともに、やむを得ない場合は通行ルートの見直し、冬用タイヤやチェーンの携行、加えて食糧・水の携行や燃料の補充に協力してほしいと呼びかけています。また、物流事業者向けにもルートの見直し、運送日の調整について協力を求めています。

舞鶴若狭道の三方五湖PA。24日14時30分。敦賀JCT付近は通行止めとなっている(画像:NEXCO中日本)。