第1章 はじめに 太陽エネルギーとサステナビリティ

第2章 ペロブスカイト太陽電池の発見と先導研究

第3章 ハロゲン化ペロブスカイト結晶の光物性

第4章 ペロブスカイトの薄膜の作製

第5章 ペロブスカイト太陽電池の性能

第6章 ペロブスカイト太陽電池の高効率化

第7章 鉛を用いないペロブスカイト太陽電池

第8章 広がる産業応用

第9章 地産地消の自給自足電力としての普及


コラム目次 

1. 太陽の輻射から取り出せる最大電力はどのくらい?

2. 世界初の太陽電池は1954年,宇宙に飛び立つ

3. エネルギー変換には必ず熱損失を伴う

4. 光合成の太陽エネルギー変換効率はどのくらい?

5. 鉱物学者を惹きつけた黒い光沢(灰チタン石)

6. 二次元ペロブスカイトの研究(日本,1989-2002)

7. 色素増感太陽電池とは

8. ペロブスカイト太陽電池の発見につながった研究者の交流

9. 急進したペロブスカイト太陽電池の研究と効率

10. ハロゲン化銀とペロブスカイトは近い仲間

11. 良く光る材料は高い発電効率をもつ

12. カラフルなペロブスカイトLED

13. 太陽電池の発電で起こる電圧の損失

14. 様々な天然物質もパッシベーションに起用

15. ペロブスカイト太陽電池に含まれる鉛の量は?

16. 両面で集光し発電する

17. ロール・ツー・ロール(roll-to-roll)式の太陽電池生産

18. シリコン太陽電池はなぜ屋内で使えない?

19. "見えない" パワーから"見せる" パワーへ

20. 宇宙の放射線の量はどのくらい?

21. 目指す木星は日射が弱い,曇天~雨天の明るさ

  • 著者プロフィール

宮坂 力 みやさか つとむ
桐蔭横浜大学 特任教授、工学博士
専門分野:光電気化学、ペロブスカイト光電変換の科学
略歴:1981年 東京大学大学院工学系研究科合成化学専攻博士課程修了、富士写真フィルム(株)、桐蔭横浜大学大学院工学研究科教授を経て、現在に至る。
・2023年度朝日賞(2024年1月1日発表)を受賞
・近著に『大発見の舞台裏で! ―ペロブスカイト太陽電池誕生秘話』(さくら舎、2023年)など

  • 共立出版株式会社について

1926年大正15年)の創業以来、時代に即した出版を心掛けて、数学をはじめとした理学分野や工学分野の自然科学書を刊行してまいりました。昨今では文理融合を意識した書籍の刊行も手がけるなど、読者のニーズにお応えできる “自然科学書のリーディングカンパニー” を目指して今後も歩み続けます。

【会社概要】

社名:共立出版株式会社

本社所在地:東京都文京区小日向4-6-19

代表取締役:南條光章

事業内容: 自然科学書の出版および販売

設立: 1926年6月22日

HP:https://www.kyoritsu-pub.co.jp/

配信元企業:共立出版株式会社

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