デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員CEO兼CCO:田中雄三、以下 DAC)のコマースDX横断対応組織「CROSS COMMERCE Studio」は、国内でいち早く、Metaの「Product Level Video(以下 PLV)」に対応した新機能「seil Feed Format for MetaPLV」の提供を開始いたします。これにより、eコマースにおける商品理解・購入意欲の向上など売上促進に寄与する“動画コンテンツによるダイナミック広告”の支援を強化します。
本サービスは、博報堂DYグループのEC領域に特化した組織横断型プロジェクト「HAKUHODO EC+」の取り組みの一環です。

PLVはMeta広告(Facebook/Instagram)の商品カタログで動画の広告クリエイティブが利用可能となる、Metaの新たな広告配信メニューです。Metaの有効性検証によると、通常の静止画を用いたダイナミック広告と比べて、eコマース企業でCVRが48%アップ、自動車メーカーでCVRが10%アップするなど、PLVにより、幅広いユーザーの購入意欲向上と広告パフォーマンスの改善が期待されます。(※1)

DACの「CROSS COMMERCE Studio」では、ダイナミック広告やショッピングに必要なデータフィード(商品リスト)を自動生成するデータフィードマネジメントツール「seil(ザイル)Powered by Sherpa(以下 seil)」(※2)を提供しており、これまでダイナミック広告の運用効率化や効果改善のためのサービスの質向上に取り組んできました。2023年8月のPLVベータ版開始時からDACはいち早くMetaと連携し、同メニューのより効果的な活用を促し企業の売上促進に寄与する新機能「seil Feed Format for MetaPLV」を開発、提供することになりました。

「seil Feed Format for MetaPLV」の主な特長

1.ECサイトや外部ツールとのデータ連携により、PLVに特化したデータフィードを自動生成

「seil」では、PLVを配信するためのデータフィードを自動生成します。自社ECサイトの商品詳細ページに商品画像とあわせて紹介動画が掲載されている場合、クローリング機能で一括してデータ取得が可能であるほか、昨今ニーズが高まるLIVE動画配信やスタッフコンテンツ配信を行うための3rdPartyツールからAPI連携によって動画コンテンツを取得することも可能です。各所から取得したデータをもとにマスターデータを生成し、PLVのフォーマットへと自動変換します。データ取得やフォーマット変換は1日1回、自動的に行うため、商品数が多い場合や在庫や価格の更新頻度が高い場合でも、最小限のタイムラグで広告配信に反映することができます。

2.機械学習の精度向上・ユーザーの購入意欲向上に寄与するコンサルティングサービスを提供

PLVで配信価値の高いオーディエンスを発掘、高性能なクリエイティブを配信するには、Cookieレス対策を講じた上での媒体タグの実装、および商品情報やコンテンツを最適な形でインプットしたデータフィードの生成が不可欠です。「CROSS COMMERCE Studio」では、高度な広告配信に欠かせないテクニカルサポートやオペレーションサポートを用いたコンサルティングサービスを提供します。

媒体タグの実装では、Metaが提供するCookieレス対策機能「ConversionAPI」を適用したタグの実装をトータルでサポートします。データフィードの生成では、seilの提供だけでなく、自社のコンテンツリソースや商品の特長を最大限に活用したクリエイティブ設計および商品販売の戦略や実績に応じた商品カテゴリー設計を行うことで、より購入に寄与する広告配信を支援します。

今後も「CROSS COMMERCE Studio」は、eコマース領域全体で幅広く横断的な機能を拡充し、各プラットフォーマーや各パートナー企業との連携を視野に入れた多角的且つ横断的な対応を目指して取り組んでまいります。

(※1)商品情報(商品名や価格など)と合わせて動画コンテンツを商品カタログに掲載することで、商品理解を促し、自社ECサイトの商品ページに直接遷移・購入につなげることができます。

(※2)「seil」は、ダイナミック広告や各プラットフォームのショッピング機能で、自社の商品を訴求するために必要となるデータフィードを自動生成するデータフィードマネジメントシステムです。 

https://solutions.dac.co.jp/seil

以  上

CROSS COMMERCE Studioについて

DACの「CROSS COMMERCE Studio」は、ECモール、自社EC、ソーシャルコマースに関する既存のサービス、ツール、ソリューションを1つに統合し、eコマース領域を横断的かつシームレスに支援する体制。施策管理・進行および、各個別領域を横断したシームレスな形でのコンサルティング、ツール・制作機能を提供し、企業のeコマース領域におけるマーケティング活動の最適化支援を行います。

https://www.dac.co.jp/press/2022/20220510_ccs

■HAKUHODO EC+について

「HAKUHODO EC+」は、博報堂DACなど博報堂DYグループ内各社および協力会社のナレッジやスキルを集約し、EC を起点とした企業のさまざまな価値創造DXの推進をワンストップでサポートするために、EC領域に特化した博報堂DYグループ横断型プロジェクトです。新しいコマース、新しいECの可能性をいち早くキャッチし、市場分析・課題発見・戦略構想からシステム開発・EC サイト構築、実装・集客・CRM、さらにはフルフィルメントやコンタクトセンター等の運用に至るまで、あらゆるバリューチェーンにおいて企業のマーケティングDX・事業成長をフルファネルで支援してまいります。

「HAKUHODO EC+」は博報堂をはじめとするグループ12社が推進する、オンライン/オフライン領域で生活者に新しい買物体験を提供する戦略組織「ショッパーマーケティング・イニシアティブ(R)」の傘下の取り組みとして活動してまいります。

https://www.hakuhodo.co.jp/ecplus    

https://smi-wow.jp/

<会社概要> 

■ デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社  https://www.dac.co.jp

DACは、インターネット広告の黎明期にあたる1996年の設立以来、情報や生活のデジタル化とともに事業を拡大し、デジタルマーケティング市場の形成と成長を牽引してまいりました。

現在は、デジタル広告の豊富な知見や経験、高度な技術開発力、媒体社・プラットフォーマー・テクノロジーパートナー等との強固な関係性を活かし、企業のデータ活用、各種プロモーション、マーケティング基盤の開発・構築をはじめとする、総合的なデジタルマーケティングサービスをグローバルに提供しています。

今後もDACは、"Empowering the digital future デジタルの未来に、もっと力を。" というミッションのもと、広告やマーケティングの新しい形の創造をリードし、新たな価値を社会へ提供し続けていきます。

代表者 : 代表取締役 社長執行役員CEO兼CCO(Chief Compliance Office) 田中 雄三 

本社所在地 : 東京都渋谷区恵比寿4-20-3 恵比寿ガーデンプレイスタワー

設立 : 1996年12月

事業内容 : メディアサービス事業、ソリューションサービス事業、オペレーションサービス事業 

本件についてのお問い合わせ先

デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社

戦略統括本部広報担当  E-mail:ir_inf@dac.co.jp

当社コーポレートサイト掲載先

https://www.dac.co.jp/press/2024/20240124_ccs

配信元企業:デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社

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