ナポリナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)が自らの今後のキャリアについて語った。アメリカ『CBS Sports』が伝えた。

昨シーズンはセリエAで得点王になると同時に、ナポリを33年ぶりのスクデット獲得に導いたオシムヘン。リーグ屈指のストライカーに対してはビッグクラブからの関心が多々報じられる中、昨年12月には2026年6月までの新契約をクラブと締結した。

現在ナポリを離れてアフリカ・ネーションズカップ(CAN)に参戦しているオシムヘンは、自らの将来について『CBS Sports』の「Morning Footy」で言及。プレミアリーグへのリスペクトを示しながらも、今はナポリでの戦いに集中していると明かした。

「僕について議論している60%の人が、僕がプレミアリーグに移籍すると噂していると思う。だけど… もしあなたが世界で最もホットなストライカーの1人だとしたら、こういったことを経験するものだ」

「もちろん、EPL(プレミアリーグ)は世界最大のリーグの1つだ。今僕はナポリにいて、新しい契約にサインし、そこでの時間を楽しんでいる。チームとともに歩んでいる」

しかし、ナポリとの2026年6月までの契約を全うするとも限らないようで、シーズン終了後には何らかの動きを見せると示唆している。

「シーズンの終わりには、自分の中でもう決心していると思う。自分のキャリアで何をしたいかはすでにわかっている。キャリアを積み始めてからは自分で決断してきたし、全てうまくいっている。当初は計画通りにいかなかったけどね」

「僕にはすでにプランがあり、何をしたいのか、次のステップを踏みたいのかがわかっている。だから今はしっかりとシーズンを終え、娘とどこかに行ってリラックスしたいとだけ考えている。それから下した決断を実行に移していきたい」

つい先日も、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長との関係が良好であることを強調しつつ、「将来的にプレミアリーグ? もちろん、いつかはプレーしたいとは思っている。でも、今は別のキャリアプランがある」と述べていたオシムヘン。今夏からイタリア国外のクラブに対する1億2000〜3000万ユーロ(約192億8000万〜208億8000万円) の契約解除条項が有効になるともみられているが、どのような未来を思い描いているのだろうか。