タレントのマツコ・デラックスが、1月26日に出演した情報番組「5時に夢中!」(TOKYO MX)で、AKBグループによる2020年東京五輪の開会式出演に断固反対した。

この日の番組では、新潟に新たに誕生する新グループ「NGT48」について、1月27日付けの東京スポーツの記事をピックアップ。記事では、AKBグループは東京五輪を見据えて、新潟以外にも仙台、札幌、沖縄などにグループを作り、各グループから選抜されたJAPAN48を結成。世界にアイドル文化を発信していく――とのビジョンを、関係者の話として伝えている。

マツコは「選抜メンバーでJAPAN48はやってくださって結構だけど、絶対(五輪の)開会式はやって欲しくないね」と反対。さらに「開会式と閉会式に出ないんだったら何やってくれてもいいけど、本当に開会式と閉会式は恥ずかしくないものにして」と、世界中が注目する場にAKBグループは相応しくないと持論を展開した。

また、近年、五輪の開会式や閉会式が壮大な演出で大がかりなものとなっている傾向にも触れ、どこかで歯止めをかけたほうが良いとの思いから、「(日本はかなわないし)サラッとやればいいと思わない?」とも。

そして、マツコがイメージする日本的な開会式――静寂の中で行われるようなもののほうが“日本ぽい”と語るも、「なんかイヤな予感がする」と不安そうな表情を浮かべた。

なお、AKBグループの総合プロデューサー・秋元康氏は、東京五輪組織委理事に選任されている。