マンチェスター・ユナイテッドからヘタフェにレンタル加入中の元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッドに、バルセロナが関心を寄せているようだ。23日、イギリス紙『ザ・サン』が伝えている。

 現在22歳のグリーンウッドは、7歳からマンチェスター・ユナイテッドの下部組織に所属し、2019年には17歳の若さでトップチームデビュー。クラブから背番号「11」を与えられるなど将来を期待されていたが、2022年1月に恋人への強姦と暴行容疑で逮捕および起訴され、同クラブでの活動が停止に。最終的には起訴が取り下げられたものの、クラブによる内部調査を踏まえた上でクラブ退団が決定。今年の9月にヘタフェへのレンタル移籍が発表された。

 新天地のヘタフェでは、ここまでリーグ戦16試合出場3ゴール4アシストの成績を残しているグリーンウッド。『ザ・サン』によると、バルセロナは来夏での同選手獲得を望んでおり、グリーンウッド本人も移籍に前向きである模様だ。新しいオーナーを迎えて次のスタートを切ろうとしている所属元のマンチェスター・ユナイテッドとしても、売却の方針が固まっていると主張した。

 また、バルセロナが今シーズンすでに6度スカウトを派遣したと報じ、「その報告は圧倒的にポジティブなものだった」と紹介。契約が締結された際には、「出場試合数による多くのアドオンが含まれる可能性が高い」と指摘しながら、グリーンウッドが将来的なイングランド代表への復帰を目標としているものの、現在はラ・リーガで活躍することに集中していると説明した。

バルセロナからの関心が報じられたグリーンウッド [写真]=Getty Images