アトレティコ・マドリーは24日、ラピド・ブカレストに所属するルーマニア代表GKホラチウ・モルドヴァン(26)を完全移籍で獲得した。契約期間は2027年6月30日までとなる。

地元クラブのクルージュの下部組織で育ったモルドヴァンは、2017年の夏にトップチームに昇格。しかし、トップチームでは出場機会を得られず、2019年の夏にチームを退団。

その後は国内の下部リーグクラブを渡り歩き、2020年夏にUTAアラドへ完全移籍。8月26日には、カーザリーガ1(ルーマニア1部)のFCヴィトルルコンスタンツァ戦にて移籍後初出場を飾り、トップリーグデビューを飾った。

2021年1月からはカーザリーガ2(ルーマニア2部)のラピド・ブカレストに移籍。加入後すぐにレギュラーとしてプレーし、チームの7年ぶりのカーザリーガ1昇格に貢献。

その後もラピド・ブカレストの絶対守護神として君臨し、これまで公式戦113試合に出場。ここでの活躍が認められ、2022年11月にはルーマニア代表デビューも飾り、ここまで8試合に出場している。