メキシコ代表FWチチャリート(35)が、古巣チーバスに13年半ぶりの帰還を果たした。

CDグアダラハラは24日、“チチャリート”の愛称で知られるハビエル・エルナンデスの加入を発表。背番号は「14」に決定している。

祖父トマス・バルカサル、父ハビエル・エルナンデス・グティエレスがいずれもメキシコ代表で活躍した同国フットボール界屈指のサラブレッドであるチチャリート。

過去に祖父が活躍し、父がリザーブチームの指揮官を務めたチーバスのアカデミーからファーストチームに昇格すると、2010年夏にマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍。世界屈指の名門で決定力が売りの準主力として活躍した後は、レアル・マドリーレバークーゼン、ウェストハム、セビージャとヨーロッパ各国の名門チームでプレー

その後、2020年1月にメジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルスギャラクシーに加入し、負傷やメンタルヘルスの問題で離脱を経験しながらも在籍4年間で公式戦83試合39ゴールの数字を残した。

昨年6月にヒザの前十字じん帯断裂の重傷を負ったなか、同年11月に年末の契約満了を前にLAギャラクシーを退団していたなか、複数の選択肢の中から古巣帰還を選択した。