乳幼児を連れての公共交通機関の利用は、親にとって気を遣うことが多い。密室で逃げ場がなく長時間にわたる飛行機なら、なおさらだろう。
そんななか、アメリカのある母親が飛行機内で親切な女性に出会ったという。心温まる話題を『People』が報じた。
■飛行機が初体験の幼い娘
「kellyryan49」というアカウント名のケリー・レヴィンさん（32）が、TikTokである出会いを明かした。
このたびの休暇で夫のジェイクさん（32）とともに、空の旅初体験の生後5ヶ月になる娘のロミーちゃんを連れ、ニューヨークのニューアーク・リバティー国際空港からメキシコのカボ・サン・ルーカスに向かったそうだ。
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■隣席女性と意気投合
6日、ニューヨークへの帰国便で、一家の隣にミーガン・ルビンさんという女性が座った。ミーガンさんは編み物に熱中する傍ら、ロミーちゃんをあやしたり、話しかけていたという。
ロミーちゃんを初めて飛行機に乗せたケリーさんは緊張していたが、次第に子育てについて話すようになり、すっかりミーガンさんと親しくなった。じつはメキシコへ向かう往路も、同じフライトだったことがわかったそうだ。
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■黄色い帽子をプレゼント
飛行機が目的地に到着すると、ミーガンさんは「できた！」と言って、編み物をケリーさんとジェイクさんに手渡した。それはロミーちゃん用の小さな黄色の帽子で、「とてもかわいくて、すごくいい子だったからよ」と褒め、プレゼントしてくれたそうだ。
ケリーさんは「信じられない瞬間でした。周囲の方たちも立ち上がって、私たちの出会いを祝福してくれました」と話している。
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■素敵な出会いに感謝
ケリーさんは「飛行機で隣に座るのはどんな人か、ロミーがぐずってイライラさせてしまうのではと、最初はすごく不安でした」「ミーガンさんが優しい方で本当によかった。彼女から多くのことを学びました」と話している。
かぎ針編みの会社を経営しているというミーガンさんも、TikTokに「新しいお友達ができたの。パパもママもすごく素敵な方で、出会いに感謝します」と投稿。現在も、お互いに連絡を取り合っているようだ。
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■隣席女性から娘へプレゼント
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