教育機関と共に留学生サポートに取り組む背景と意義

政府が「2033年までに留学生を50万人派遣」を目標に掲げ、海外で活躍するグローバル人材の育成が教育機関に求められる現在、留学生たちの医療や健康へのサポートが急務となっています。毎年約5~6万人の学生が海外へ留学する中、日本との医療システムの違い、海外旅行保険でカバーできない持病などに対する不安、病院の予約が取れない、医師とのコミュニケーションが不安など、海外での医療や健康面の課題が浮き彫りになっています。

https://resemom.jp/article/2023/05/01/71981.html より

https://tobitate-mext.jasso.go.jp/about/case/ より

YOKUMIRUの「留学ドクターパス」は、海外留学に積極的に取り組む教育機関と連携し、世界中に在籍している250名以上の日本人の相談医師で、留学生の心身の健康を支えます。企業のみならず、教育機関が留学生への「安全配慮義務」や「健康管理」への取組みを強化している現在、前述のような課題を解決するため、多くの教育機関から注目を集めています。

特に、海外滞在中に体調を崩しても、留学生は「できれば病院に行きたくない」と我慢して、重症化してしまうことがあります。また、思い描いていたイメージとのギャップ、環境の違いなどで海外留学中にメンタルに不調をきたし、やむをえず帰国する学生も少なくありません。「留学ドクターパス」は、医療機関に行く目安、何科を受診すれば良いか、医師への症状の伝え方、市販薬の選び方や用法用量のアドバイスや、メンタルヘルス専門医によるカウンセリングなどが可能で、重症化のリスクを軽減できます。

YOKUMIRUでは、これからの日本を支える学生達が、海外でチャレンジできる環境を教育機関と共にサポートし応援しています。


国際人への第一歩を踏み出すことを目的とした東京都市大学の「TAP(東京都市大学オーストラリアプログラム)」に参加する学生に対して、YOKUMIRU株式会社のオンライン医療相談サービス「留学ドクターパス」で、医療と健康をサポートする取り組みを開始しました。

TAPは、東京都市大学の伝統である専門力を有した国際人の育成を目標に、1年次からの準備教育と2年次の豪州留学を合わせた2年にわたる同大独自の留学プログラムです。留学先の西オーストラリア州は、多様性に富んだ州です。このような環境でグローバルに活躍するための語学力と異文化を理解する力を磨きなら、「英語で学び、英語で考え、英語で議論する」ことのできる国際人を育てます。

同プログラムには、毎年300名以上が参加する一方、健康面に不安を抱き参加をためらう学生や、留学生活とのギャップに心身の調子を崩してしまう学生もいます。そこで、日本人医師とのオンライン医療相談サービスを提供するYOKUMIRUの新サービス「留学ドクターパス」で、TAPにおける豪州留学に参加する学生の健康不安を軽減し、現地での健康課題を早期に解決するサポートを提供することになりました。

東京都市大学は、安全配慮義務における学生の危機管理や健康管理を重要視しており、プログラムの本丸とも言える豪州留学に、誰もが参加できて、快適な学びの機会となるよう、いちはやく「留学ドクターパス」を導入することを決定しました。

■留学生が抱える課題や悩み

1. 渡航前の不安

ホームステイ先の環境に馴染めるのか、授業についていけるか、持病や体調の変化などの不安があります。

2. 渡航後の健康課題

・メンタルの不調

思い描いていた留学とのギャップ、授業についていけない、ローカルな英語が理解できないなどの理由で、気持ちが落ち込む、眠れない、外出するのが怖いなどの症状を抱える学生が多くいます。

・生理不順、婦人科の悩み

治安、衛生環境、時間の概念、気候、通信環境、インフラ環境など、日本との違いからくるストレスから生理不順、おりものの変化など、女性特有の症状で悩みを抱えることがあります。

・湿疹、肌トラブル

気温や湿度の違いなどによる気候の変化、水の違い、ストレスなどで、湿疹や肌トラブルを発症する学生が多いです。

■留学ドクターパスを採用した大学の声

・学生の腹痛、吐き気、めまいなどの症状で、戸惑いながらも病院へ連れて行ったことがありました。こういう時に、日本語で医師からアドバイスをもらえるのは、とても心強いです。

・37度の熱が、数日間続いていると学生から連絡がありました。病院へ行くのが不安で、我慢していたようです。こういう時に、まず専門家に直接アドバイスをもらえるのは、学校としても安心です。

・私が生活していたカナダでは、予約して受診できるまでに2週間以上の時間がかかりました。この経験から、学生が体調を崩しても、病院へなかなか行けない場合を想定しました。

■留学ドクターパスの特徴

「留学ドクターパス」は、大きな環境変化によるストレスが原因で発症する、様々な症状や精神不安にも日本人医師が早期に対応することができます。これまで様々な理由から体調不良を我慢してしまっていた学生の健康課題を、YOKUMIRUの「留学ドクターパス」が解決します。1日あたりの定額制となっており、必要な日数を設定して申し込み、出国予定日から利用できる手軽さで好評を得ています。

実際に海外旅行保険に加入していても、次のような不安を感じる人が多くいます。

・留学中に体調を崩したら、どの病院に行ったら良いのか分からない

・持病があり一人での海外生活が心配

・留学先の環境に慣れずホームシックになったが相談する人がいない

・病院が見つからない、すぐに予約できない。

こんな健康や医療に関する悩みを、留学ドクターパスが解決します。


●世界中どこにいても日本人医師に相談できる

PCやスマホアプリを利用して、最短で12時間後の相談が可能です。固定料金制のため、安心して何度でも利用できます。

●もしもの時にいつでも相談できる

海外保険は持病に適用できないものが多いですが、万が一、持病が悪化した時も対処法、食事などの注意点、病院受診の目安などが相談できます。

●専門医に話すだけで気持ちが楽に

期待とのギャップや環境の変化、文化の違いなどによるストレスで、メンタルを病む留学生が多いのが実情です。誰にも言えない悩みを話すことで、気持ちが楽になります。

●世界中にいる日本人医師が相談相手

病院に行くことなく自分の部屋などから、都合の良い時間に人目を気にせず相談できます。世界中に日本人の相談医師がいますので、時差を気にせず利用できます。

■担当者よりコメント

東京都市大学国際部長 程田昌明

TAPは2015年より開始し今年10年目を迎えます。これまで2,000名近くの学生を豪州に派遣してきました。現地では学生寮で生活しますが、海外で、かつ自炊などを行うため生活環境の変化により体調を崩す学生がおります。現地大学のメディカルセンターや現地の日本語医療センターで受診するにも予約が必要で、学生達は診察まで1~2日の時間を要します。今回導入した「留学ドクターパス」は、最短12時間でオンライン相談を受けることができるので、学生達の体調不良等に早期対応してくれると思います。留学生活に夢を抱きTAPに参加する学生達が、皆健康でそれぞれの目標を達成するためにも「留学ドクターパス」が有効であると期待しております。

YOKUMIRU株式会社 代表 原 翔平

コロナ禍がひと段落して、国境を超えた行き来が戻ってきました。待ちに待った留学を楽しみにしている学生の方も多いと思います。しかし、慣れない土地で体調を崩すと、医療や保健システムの違い、言葉や習慣の壁などから、医療機関を受診することは容易なことではありません。そんな時は、世界中にいる日本人医師に、気軽に相談していただきたいと思います。また、病気というほどではなくても、気になる心身のちょっとした不安を相談できる人がいると思うだけで、ご本人も送り出す親御様も大きな安心を得ることができます。留学ドクターパスを利用して、留学生活をより充実した実りあるものにしていただければ幸いです。

大学概要

東京都市大学ウェブサイト:https://www.tcu.ac.jp/

◆所在地:

・理工学部、建築都市デザイン学部、情報工学部、都市生活学部、人間科学部

大学院総合理工学研究科、大学院環境情報学研究科 [都市生活学専攻]

世田谷キャンパス)〒158-8557 東京都世田谷区玉堤1-28-1

・環境学部、メディア情報学部、デザイン・データ科学部

大学院環境情報学研究科 [環境情報学専攻]

(横浜キャンパス)〒224-8551 神奈川県横浜市都筑区牛久保西3-3-1

◆学長:野城 智也

◆創立:1929年

◆学生数:7,987名(大学7,144名 大学院843名)

会社概要

YOKUMIRU株式会社について

https://yokumiru.jp

留学ドクターパスの詳細

https://yokumiru.jp/ryugaku-doctor-pass#recommendation01

会社名:YOKUMIRU株式会社

設立:2022年2月17日

代表取締役:原 翔平

資本金:23,500,000円

所在地:東京都渋谷区神宮前3-1-27-703

配信元企業:YOKUMIRU株式会社

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