まだまだ混乱続きます。

大雪通行止めの名神・北陸道

2024年1月25日（木）午前11時現在、近畿～東海の高速道路などを中心に24日から引き続き大雪の影響による通行止めが発生しています。現在の主な通行止め区間は以下の通り。

・名神高速：岐阜羽島～栗東湖南
・新名神高速：四日市JCT～亀山西JCT
・東名阪道：蟹江～桑名
・北陸道：米原JCT～敦賀
・東海環状道：新四日市JCT～大安、養老～大野神戸
・舞鶴若狭道：敦賀JCT～若狭美浜、小浜～春日

名神や北陸道に並行する国道8号、21号なども滋賀・岐阜・福井・京都を中心に通行止めとなっており、近畿～東海を移動可能なルートの選択肢が狭まっています。

このため、通行が可能な東名阪道（四日市JCT～亀山JCT）や新名神の亀山JCT～亀山西JCTで10km以上の渋滞が発生しています。なお、通行には冬用タイヤの装着が必須です。

なお、24日には名神の関ケ原ICを先頭に、多くの車両が滞留。NEXCOのスタッフなどがドライバーへ物資を配るなどしていましたが、自衛隊や岐阜県の協力も仰ぎ除雪作業を進め、25日4時時点で解消されているといいます。引き続き、通行止め解除に向けた作業を行っているということです。

このほかにも、今回の大雪でノーマルタイヤ車によるスタックが多方面で発生し、それが滞留の原因をつくっているようです。国土交通省は、外出を控えるとともに、やむを得ない場合は通行ルートの見直し、冬用タイヤの装備やチェーンの携行、加えて食料・水の携帯や燃料の補充に協力してほしいと呼びかけています。また、物流事業者に対してもルートの見直し、運送日の調整について協力を求めています。

名神や北陸道では通行止めが24時間以上続いている区間も。北陸道刀根PA、1月25日午前（画像：NEXCO中日本金沢支社）。