エンジニア養成スクール「テックキャンプ」を運営する株式会社div(本社:東京都 渋谷区、代表取締役社長 石原 圭、以下「div(ディブ)」)は、発達障がい支援に特化したITスキル特化型の就労移行支援事業所として国内一拠点目となる「テックキャンプ就労移行スクール 福岡校」(所在地:福岡市中央区天神)を、2024年4月1日に正式オープンします。

オープンに先立ち、1月25日より、公式サイト(URL: https://tech-camp.in/lps/fukuoka/ )を公開し、2月に実施予定の教室見学と利用体験の受付を開始しました。

同校は、専門家による発達障がい支援に特化したIT特化型の就労移行支援施設であり、有資格者による面談を通じた支援と、発達特性に配慮した教室やカリキュラム提供を特徴としています。

定員20名を募集しており、福岡市の地域課題となっているIT人材不足を発達障がい者の方へのITスキル教育によって解決を図っていきます。

▼「テックキャンプ就労移行スクール」の詳細は、こちらよりお問い合わせください

https://forms.gle/sFDxW27DVZyLYyfG7

▼「テックキャンプ就労移行スクール」の利用体験会を2月に実施します。こちらのお問い合わせフォームよりお申し込みください

https://forms.gle/sFDxW27DVZyLYyfG7

  • 「テックキャンプ就労移行スクール」の5つの特徴

1. 発達障がい支援の専門家によるサポート

テックキャンプ就労移行スクールでは、学習支援スタッフに「発達障害学習支援サポーター(※1)」の資格取得を義務付けています。発達障がいの方の支援に必要な専門知識や実践的ノウハウにより、利用者が「自律的に学び続ける力」を育むための専門的支援を提供します。

さらに、発達障害支援コーチングの国際資格(※2)を持つスタッフが生活支援員を担当。当事者の方の自己理解や生活習慣の確立をサポートします。同資格は、海外をはじめとして、国内の研究(※3)で注目を集めている支援手法であり、国内施設での提供はテックキャンプが日本初となります。

2. 累計4,300名以上の正社員就職実績

テックキャンプのカリキュラムは、実践的なスキル習得を重視しています。最後まで学びきることで、就職活動時の評価につながるITスキルが身につくことが強みです。

この強みにより、テックキャンプの就職支援サービスの正社員就職率は94.5%以上(※4)と高い水準を維持。テックキャンプ就労移行スクールにおいても、実践的かつ市場価値の高いITスキルを身につけることを目指します。


一般的な就労移行支援事業所ではアルバイトを含む非正規雇用も推進されていますが、当スクールでは「安定的な就労の実現」を重視している為、ご希望いただいた場合を除いてアルバイト等への紹介は行わず「正規雇用」につながる就労を力強く支援します。また、エンジニアを中心として、AI活用などのITスキルを身につけた事務職やシステム運用サポート等、IT関連の幅広い職種の就職を支援いたします。

3. 利用しながら工賃の受け取りが可能

福岡校が受託した案件を利用者の方に委託を行い、従事したIT業務に対して工賃をお支払いする「働きがいプロジェクト」を提供します。

カリキュラムで学んだスキルを活かして、工賃を得ながら、実務を通じたスキルアップをすることができます


就労移行支援施設の利用中はアルバイト等が原則禁止となっていますが、「働きがいプロジェクト」により、生活費の捻出の面からも安心して利用できる環境を整えました(※5)。ウェブライティングやテスター業務、アプリ開発等、学習したスキルを活かして業務に取り組むことで「学んだスキルを活かしてお金を稼ぐ」成功体験を獲得することができます。

4. 発達特性に配慮 集中できる学習環境

テックキャンプ就労移行スクールでは、専門的知見を踏まえ、定型発達に合わせるのではなく、発達特性を活かすために、次のような教室環境とサポートグッズを整備しています。

ADHDの特性である不注意に配慮した「ミニマルな内装デザイン」や「集中スペース」

・ワーキングメモリの課題に配慮したディスプレイ

聴覚過敏に対する「イヤープラグ」

・過集中を防ぐ視覚で時間経過が分かるタイマー等の各種サポートグッズ

また、対面でのコミュニケーションが不安な方でも質問がしやすいように、チャットやオンライン通話での質問システムも準備しました。

テックキャンプ就労移行スクール

5.安心してIT企業で実務を体験 グループ会社DIVXでの施設内インターン制

企業インターンとは、実際に一般企業で働くことで、業務や職場で働く体験を得る制度です。カリキュラムで学んだことを実践し、働くためのスキルの定着を目指します。

多くの就労移行支援施設では、就職活動前に企業インターンへの参加が必須ですが、障がいをお持ちの方にとって、施設外での突然の就労に不安を覚えるケースが多いのも現状です。

テックキャンプ就労移行スクール福岡校では、子会社であるソフトウェア開発会社「DIVX」の福岡オフィスが同じスクール内にあることを活かして、施設内インターン制を推進します。慣れ親しんだスタッフに見守られながら、先端IT企業での企業インターンに安心して取り組むことが可能です。

また、DIVXは、ニューロダイバーシティの観点から、障がい者雇用を積極的に推進しており、2024年中に3名の利用者採用も視野に入れてインターンを受け入れます。

  • 就労移行支援事業開始の背景

発達障がいに配慮した学習スタイルとニューロダイバーシティ人材の採用推進 ~

div(ディブ)の創業者であり、テックキャンプの学習コンテンツを開発した真子就有は、自身がADHDの当事者であることから「自分のような発達特性がある方でも効果的に学べるスクールをつくりたい」という思いで創業したと述べており、定型発達に合わせた集団授業形式ではなく「授業なしの自習スタイル」「聞きたい時に質問できる」「自分がつくりたいものを企画して作成する」という特徴を持っています。

このように、テックキャンプはこだわりや自分のペースで学ぶことを大切にする発達障がいの方に適した学習を、創業当初より一貫して提供してきました。

また、脳や神経の違いを「多様性」ととらえ、社会で活かしていく「ニューロダイバーシティ」は、企業における障がい者人材の活躍や、ダイバーシティ時代の人材戦略につながる重要な概念として注目が高まっています(※6)。

海外のIT企業においては、発達障がいを持つ方を、分野に秀でた戦力として積極採用を進めることが人材戦略のひとつとなっており(※7)、労働人口の不足が深刻な課題となっている日本においても同様の状況をつくっていく一助となりたいという思いから、div(ディブ)は発達障がい者の方の支援に特化した就労移行支援事業に参入することを決断いたしました。

  • 福岡市への進出理由「福岡とテックキャンプとのつながり・地域課題であるIT人材不足の解決」

福岡市は、ビジネス環境の整備やアジアへのアクセスの良さなどが企業の注目を集め、多くのIT関連企業が進出しています(※8)。

また、エンジニアを始めとしたIT人材の不足を背景に、2023年11月には全国初となる「エンジニアビザ制度(※9)」がスタートしたことも話題となりました。

テックキャンプは、2019年に福岡拠点を開設し、事業を推進できる人材の育成や地域機関との連携、地域企業様への研修提供を通して、福岡と深いつながりを育んできました。

以上の背景により、未経験エンジニアの育成において国内トップクラスの実績があるテックキャンプが、福岡市の障がい者支援と人材育成に貢献するべく、テックキャンプ就労移行スクールの最初の地として福岡市を選択しました。

  • テックキャンプ就労移行スクール 福岡校の概要

見学・資料請求方法:下記のフォームよりお問い合わせください

■お問い合わせフォーム

https://forms.gle/sFDxW27DVZyLYyfG7

  • 利用体験会(無料個別相談会)を2月に開催

オープンに先立ち、下記日程にて利用体験会と個別相談会を同時開催します。スクールの利用を検討されている方だけではなく、発達障がいの特性にお悩みの方は、専門家から無料でカウンセリングを受けることが可能です。ぜひ下記URLよりお申し込みください。

開催日程

2月2日(金) 17:3019:30

2月10日(土) 13:00~15:00

2月16日(金) 17:3019:30

2月24日(土) 13:00~15:00

※休憩時間あり。個別相談が不要な方は、体験会実施後に途中退出可能です

お申し込み方法

下記お問い合わせフォームよりお申し込みください

https://forms.gle/sFDxW27DVZyLYyfG7

※1 一般社団法人 子ども・青少年育成支援協会が運営する発達障害サポーター’sスクールの発行資格

※2 米国ニューヨーク州にある国際コーチング連盟認定校であるADDコーチアカデミーの発行する「アソシエイト認定コーチ資格」を有するスタッフが生活支援員を担当いたします(福岡校のみ)

※3 『ADHDのある成人に対するコーチングの効果 (安藤瑞穂ほか)』https://www.jstage.jst.go.jp/article/jald/27/3/27_290/_pdf

※4 2023年4月-6月に転職成功した卒業生の実績/テックキャンプの転職サービス経由で転職された方の雇用形態の割合

※5 業務の量や賃金内容は時期によって異なります

※6 経済産業省 ニューロダイバーシティの推進についてhttps://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/neurodiversity/neurodiversity.html

※7 経済産業省令和3年度産業経済研究委託費 ニューロダイバーシティに取り組むべき3つの理由 「人材獲得競争の優位性」 』https://www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/neurodiversity/neurodiversityR4report_v1.1.pdf

※8 福岡市役所「立地企業数の推移」(2022年 7月発表)https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000093.000048792.html

※9 福岡市長会見「全国初!エンジニアビザ制度運用開始」(令和4年8月発表)

https://www.city.fukuoka.lg.jp/shisei/mayor/interviews/20231113sichoteireikaiken.html

未経験からのITエンジニア転職を実現させるプログラミングスクールです(https://tech-camp.in/ )。これまで4,600名(※1)以上がITエンジニアとして転職し、受講生の転職成功率は98%(※1,2)を実現。導入実績は1,600社(※3)を超えます。

テックキャンプのカリキュラムでは、最短10週間の超短期集中学習によって、ITエンジニアとして活躍できる即戦力スキルの習得(リスキリング)が可能です。お客様が挫折することなくITエンジニア転職を達成できるよう、学習・モチベーション管理・転職支援の面から、プロの専門スタッフが3名体制で徹底的にサポートします。

さらに、お客様がご自身のライフスタイルに合わせて学習を進められるよう、通学とオンラインのプランをご用意しています。

※1 2016年9月1日~2023年6月30日までの累積実績

※2 所定の学習および転職活動を履行された方に対する割合

※3 2016年9月1日~2023年3月7日までの累計実績

  • 株式会社divについて

「人生にサプライズを」という企業理念を掲げ、未経験からプログラミングを習得できるスクール「テックキャンプ プログラミング教養」や未経験からのエンジニア転職を叶える「テックキャンプ」など目的に応じた様々なスクールを展開しています。

また、法人向けに「テックキャンプ 人材紹介サービス / テックキャンプ 法人研修サービス」を提供しています。

<会社概要>

会社名:株式会社div(ディブ)

代表者:代表取締役社長 石原 圭

設立:2012年3月22日

所在地:〒150-0041

東京都渋谷区神南一丁目12番16号 アジアビル7階

URL:https://di-v.co.jp/

<提供サービスURL>

法人向け

・テックキャンプ 法人研修サービス:https://tech-camp.in/training

・テックキャンプ 人材紹介サービス:https://tech-camp.in/recruitment

個人向け

・テックキャンプhttps://tech-camp.in/

・テックキャンプ プログラミング教養:https://tech-camp.in/technology

・テックキャンプ イナズマDX:https://tech-camp.in/lps/inazuma_dx

配信元企業:株式会社div

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