手帳製造・OEMを手がけて69年の伊藤手帳株式会社(本社名古屋市:代表取締役社長 伊藤 亮仁 以下当社)と愛知県立一宮商業高校「地域企業と連携した商品開発の実践」の取組(以下、本取り組み)として、「一宮市を元気にする手帳」の企画・商品化・販売を目指し、8月より進めていました。

11月10日に企画のプレゼン選考会が行われ、チームドリーが考案した一宮市の行事とモーニングを紹介する手帳「ivemoni」(イベモニ)が商品化の権利を獲得しました。その後当社とチームドリーで商品化に向け話し合いを進め、2024年2月8日(木)に新商品発表会の場を設ける運びとなりました。

当日は、企画発案した一宮商業高等学校3年生清水紅葉、土屋りこさんによる「企画発案から完成品発表までの道のり」と同校3年生19名による「ivemoni」販売促進案の発表を行います。



■開催概要
・2024年2月8日(木)10時50分~ 11時30分
・開催場所:愛知県立一宮商業高等学校 プレゼンテーションルーム
・当日の流れ
生徒さんによる「企画発案から新商品発表までの道のり」発表
新商品一宮市の行事とモーニングを紹介する手帳「ivemoni」(イベモニ)開封の儀
販売までの販促案発表
伊藤手帳株式会社代表取締役社長 伊藤亮仁による産学連携の取組みと事業シナジー

■「ivemoni」手帳ついて
一宮商工会議所が運営する一宮モーニング協議会によると"地場産業である繊維業の隆盛とともに誕生し、今では市民の間にライフスタイルとして根付いています。" と言われるほど愛知県一宮市はモーニングが充実しています。本手帳は、生徒さんが足を運んで許可をとったモーニングのお店を手帳で紹介していきます。また、一宮市のイベントも情報も手帳に記載ました。一宮在住の皆さんにご利用いただく他、一宮市出身で今は別地域に住む皆さんにはこの手帳で一宮市に住んでいた当時の思い出を楽しんで頂きたいと考えております。


ivemoniを考えた愛知県立一宮商業高等学校チームドリーのお二人

イベモ二手帳の一部。地域別モーニング店一覧ページ。商品詳細は発表会当日で紹介します

本取り組みでは、愛知県立一宮商業高等学校情報処理科3年生19名が9チームに分かれ当社と意見交換をしながら「一宮の魅力をどう伝えるのか」「一宮市民以外にも一宮の魅力を伝えるにはどうしたらよいか」「それを伝えるためにどのような手帳が良いか?」といった商品開発に必要な企画を「課題研究」という授業の中で考えてきました。

新商品発表会後、2024年2月17日(土)イオンモール木曽川店で同校の生徒が販売を行う予定です。同時に当社ECサイトユメキロックでも2月16日(金)より販売が行われます。価格は1,500円(税込み)

本取り組みは一宮商業高等学校情報処理科「マーケティング」授業の一環として全6回のプログラム構成となっています。2022年8月より取組みを開始し、今年は2年目を迎えます。昨年は、毎日が楽しく、元気になる手帳「POZITE」の企画案を伊藤手帳が商品化しました。


プレゼン選考会で商品化される案が決まります

商品化が決まったチームは伊藤手帳と仕様を決めます

商品化を逃したチームは2月17日に行われる販売会に向け販売促進案を皆で考えます。参加者全員でプロジェクトを作り上げるのが一宮商業高等学校のポリシー。

▼この後の予定
2024年2月16日(金)伊藤手帳ECサイトユメキロックにて販売開始

2024年2月17日(土) 一宮商業高校生による店頭販売 場所:イオンモール木曽川


愛知県立一宮商業高校について

昭和13年03月創立

スクールミッション

■ 地域の商業教育の拠点として、ビジネスに関する知識と技術、コミュニケーション力を備え、地域で活躍できる職業人の育成を目指す学校
■ 豊かな人間性を備え、地域創生ビジネスの専門家として、ビジネスを通して地域社会の発展に寄与しようとする生徒の育成を目指す学校

【なぜ一宮市を元気にする手帳というテーマなのか】
伊藤手帳が理想とする産学連携プログラムの1つとして「地域社会への貢献を目指す」があります。また一宮商業高等学校は約83%が一宮市ならびに近隣から通学している事に加え、同校では観光・スポーツ・フード・まちづくり・地場産業という5つの領域を一宮市の課題として捉え、それらを解決させるビジネスプランを考える学習を実践しています。

このような背景から一宮市に役立つ取組みはできないかと模索しておりました。
調べていくうちに、愛知県一宮市令和2年度~6年度において、第2期一宮市まち・ひと・しごと創生総合戦略に取り組んでおり、その中には5つの基本目標とその内容を象徴するキーワードが設けられていることがわかりました。

伊藤手帳と一宮商業高等学校は、5つの基本目標の中の一つである以下へ着目しました。
基本目標3.【魅力】
「一宮らしさをアピールし、ひとが集まる魅力あるまち」をつくる*1

これを手帳で実現することはできないか。高校生が考えるとどうなるのか。というところで一宮商業高等学校と討議を重ね「一宮市を元気にする手帳」というテーマが生まれました。

本プログラムを通し、参加する生徒が一宮市の魅力について調べる・考える場となる事を願っています。

*1 愛知県一宮市役所ホームページ 一宮市まち・ひと・しごと創生総合戦略より引用

なお、本取組みの初回は8月23日(水)に愛知県立一宮商業高等学校生が当社の小牧工場を見学し、手帳がどのような工程で作られているか学びました。弊社代表取締役社長伊藤への質問も活発に行われ、Z世代の高校生の企画立案に対する興味の深さが伺えました。9月1日は当社広報担当神谷が一宮商業高校へ訪問し商品開発と販売戦略に関する講義を行いました


愛知県立一宮商業高校について
昭和13年03月創立
スクールミッション
■ 地域の商業教育の拠点として、ビジネスに関する知識と技術、コミュニケーション力を備え、地域で活躍できる職業人の育成を目指す学校
■ 豊かな人間性を備え、地域創生ビジネスの専門家として、ビジネスを通して地域社会の発展に寄与しようとする生徒の育成を目指す学校


【伊藤手帳株式会社について】
昭和12年現代表の祖父が個人経営として創業。平成20年伊藤手帳株式会社へ組織変更とともに伊藤亮仁が3代目代表取締役へ就任。事業承継時100坪であった本社兼工場(名古屋市東区)から工場部門を愛知県小牧市へ移転。
2022年4月に小牧第2工場(2nd Base)も稼働。総計1800坪の敷地で年間1,000万冊の手帳を製造します。事業成長率9.20%(4年間)。
2021年よりSDGs宣言に基づく地域貢献の1つとして愛知大学・一宮商業高校、聖徳学園中学校(東京武蔵野市)と産学連携プログラムによる手帳開発・販売を手掛け手帳需要の裾野を拡げる活動も行っています。
2023年は愛知大学キャリア支援センター、愛知県立一宮商業高等学校聖徳学園中学校(東京武蔵野市)、Sカレ(Student Innovation Collegeの略。実際に商品化を目指す大学ゼミ対抗のインターカレッジ)と手帳の新商品開発に取り組みました。
産学連携での取組み実勢:2021年-2023年12月までに合計60の手帳に関する企画案が提案され、そのうち4案を商品化しました。2024年4月迄には、さらに3案が商品化されます。

商号: 伊藤手帳株式会社
代表者: 代表取締役 伊藤 亮仁
所在地: 〒461-0034 本社:愛知県名古屋市東区豊前町3-42 TEL:052-936-2363
事業内容: 各種手帳の製造、販売、一般書籍の製造、ビニール製品の製造
資本金: 10,000,000円 
URL:伊藤手帳オフィシャルサイト https://ito-techo.jp/



伊藤手帳株式会社 広報 神谷
愛知県立一宮商業高等学校 中村
※当日は生徒さん並びに学校内 撮影可能です

配信元企業:伊藤手帳株式会社

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