大好きな人と結婚したはずだったのに、夫と全然気持ちが通じ合っていないと感じるのはなぜ?――ワンオペ子育て、セックスレス、話の通じない夫…共感間違いなしのコミックエッセイ「始まりはレスでした」の連載がウォーカープラスでスタート。もしかしてうちってセックスレス?という、妻が気づいた違和感から、夫婦の関係を再構築する長い戦いが幕を開ける!

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第2回となる今回は「5度目のはぐらかし」をお届け。夫と話し合い、いったんは仲直りしたポメさんだったが、同じように気持ちを無視されることが続く。

――ポメさんは「ダメ男製造機」だったと書かれていますが、過去に付き合った方は途中でダメ男になったのでしょうか?

どの人も、付き合う前はとても優しく、周囲の人たちからも「いい人」と言われていたんですけど、なぜか途中からダメ男になるんです。話し合いが必要な場面で話し合いを放棄したり、強い口調になったり大声を出したり。浮気、DVももちろんありましたね。

――下のお子さんが生まれて半年以上、2時間睡眠の生活というのはかなり極限ではと思うのですが、なぜそこまでの極限の状況になってしまったのでしょうか?

夫は仕事が忙しくて、実家とはほぼ絶縁状態、義理の両親も当時は毎日働いていたので頼れない状況でした。でも、自分が極限状態だということに気づいていなかったことが一番の原因だと思います。「これが普通」「皆こうして頑張っている」「自分だけがつらいと思ったらダメだ」そう思っていました。今思えば、睡眠不足になると思考や判断力がおかしなことになるんでしょうね。

――お子さん2人を抱えてワンオペ育児の日々が続きます。この時期の何がしんどかったですか?

一番は、上の子である娘の事をかわいいと思えなくなってしまったことです。「上の子かわいくない症候群」とも言われるそうなのですが、「いつか手を上げてしまいそう」「そうなる前に私から離したほうがいいのでは」「愛せなくてごめんなさい」とずっと考えていました。それから、自分が具合が悪いときに病院に行けず、ヘルペスを悪化させてしまい後遺症が残ってしまったこともありましたね。

次回、楽しみにしていた誕生日がやってくるが…?第3回の更新は2月8日を予定。

「5度目のはぐらかし」より