2024/1/13 カンボジア国 首都プノンペン市 Hyatt Regency Phnom Penhにて開催

日本リユースシステム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山田 正人)が運営をする自立支援型・寄付つきお片づけ商品 「着物deお針子」から生まれた独自のアップサイクル生地「Kimono Upcycle Cloth OHARIKO」を使用したファッションショーがカンボジア国にて開催されました。

大量廃棄の危機・CO2排出の環境問題が迫る着物に新たな価値を見出し、着物の素晴らしさを国内外へ発信します。

■Kimono Upcycle Cloth OHARIKOとは

日本国内にて不要になった着物を世界中で活かすお片付け商品「着物deお針子」https://kimonodeohariko.jp/

にて集まった着物を独自の加工を施しモンゴル国にて反物を製造。その製造過程では障がいを持った方々や貧困層の方の自立支援しており新たな価値を持った独自の反物「Kimono Upcycle Cloth OHARIKO」が誕生します。

■専属デザイナーによる技術指導

同社では、独自の反物製造だけではなく専属デザイナーによる各国へのお針子技術指導を行っております。貧困層の方には技術を身につけることで手に職をつけていただき自立をしていただけるようサポートしております。服飾学生には、日本の伝統衣装である着物の知識やデザイン講義を行い、着物の特徴を活かしたものづくりを指導し未来のデザイナー育成を支援しています。

今回はその技術指導先の一つである、カンボジア国ラッフルズ大学の服飾学生による着物地を使用したファッションショーが開催されました。

学生たちは同社カンボジア国直営センターにて反物の柄選びから開始し、制作期間は約半年をかけました。

日本の伝統文化「着物」の特性を活かし、感性溢れる思い思いのデザイン衣装を制作し発表しました。

ファッションショー当日はカンボジア直営センタースタッフも参加いたしました。

■日本の箪笥に眠る着物を「捨てずに活かす」

正絹でつくられた着物は約100年もの間、何世代にもわたって何度も使い続けることができる設計でサステナブル衣類の最たるものとされています。

その着物を取り巻く環境は、この100年で著しく変化しております。「着る機会がない」「保管が大変」といったライフスタイルの変化に伴い、日本の各家庭には約40兆円もの膨大な量の着物や帯が眠っているとされています。

また、「終活」や「遺品整理」といったお片づけ意識の高まりにより、これらの着物や帯は寿命を全うすることなく、引き取り手のいない「不要」なものとして大量に廃棄されているのが現状です。

弊社が2010年より販売を行っている「古着deワクチン」を通じて、たくさんのお客様より大切にしてきた着物や帯を捨てずに活かす方法・手放す方法はないかというお声を多く頂戴してまいりました。

このような現状やお客様からのお声にお応えし、弊社は ‐着物から着物地へ 日本から世界へ- をスローガンに、着物deお針子を通じて、残念ながら廃棄されてしまう着物や帯に「生地」としての新たな価値を生み出し、アップサイクル持続可能な資源利用を普及・提案いたします。

■日本リユースシステム株式会社について

所在地:〒108-6028 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟28階

代表者:代表取締役 山田 正人

設立:2005年6月28日

URL:https://www.nrscorp.jp/

事業内容:リユース業をベースに様々なソーシャルビジネスを展開する「捨てさせない屋」です。

「三方義し」を企業理念に、現在は約30の国や地域と取引を行い、日本や世界で不要になったモノやコトを、

既存の常識にはとらわれない新しい視点や方法で、必要とされる方のもとで活かしています。

主な事業は「古着deワクチン」(第3回ジャパンSDGsアワード「特別賞(SDGsパートナーシップ賞)」受賞)や

「お針子事業」(環境 人づくり企業大賞2019「環境大臣賞(最優秀賞)」受賞)

■本件に関するお問い合わせ先

日本リユースシステム株式会社

担当者: 辻本 真子

TEL:080-7283-5078

E-mail:atr.mt@nrscorp.jp

配信元企業:日本リユースシステム株式会社

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