バイエルンに所属するフランス代表DFダヨ・ウパメカノとオーストリア代表MFコンラート・ライマーが、負傷により離脱するようだ。25日、ドイツメディア『スカイ』などが伝えている。

 降雪の影響により延期されていたブンデスリーガ第13節が24日に行われ、バイエルンとウニオン・ベルリンが対戦した。試合は、後半開始直後の46分にラファエル・ゲレイロがゴールを奪い、バイエルンが先制に成功。その後も攻め続けたバイエルンだったが、最後まで追加点は生まれず、そのまま1-0で勝利を収めた。

 ウニオン・ベルリン戦での白星により、勝ち点を「44」に積み上げたバイエルン。首位を走るレヴァークーゼンを4ポイント差で追走する同クラブだが、この試合ではハーフタイムにウパメカノが負傷により途中交代を余儀なくされ、86分にもライマーが足を引きずりながらピッチを後にした。

 同メディアによると、左太もも裏を負傷したウパメカノは2〜3週間の離脱が見込まれる模様。ドイツ紙『キッカー』は、韓国代表DFキム・ミンジェがアジアカップによりクラブを離れているため、センターバックの駒不足を指摘した。

 また、ふくらはぎと腱を負傷したライマーは、ドイツ紙『ビルト』によると最大8週間の離脱を強いられる可能性がある様子。こちらもセネガル代表DFブナ・サールが左ひざのじん帯断裂で欠場中なことに加え、モロッコ代表DFヌサイル・マズラウィがアフリカネイションズカップに参加しているため、右サイドバックの人材不足を問題視している。

ウニオン・ベルリン戦で負傷したウパメカノ(左)とライマー(右)[写真]=Getty Images