25日放送の『バラいろダンディ』（TOKYOMX）で、野球解説者の金村義明氏が千葉ロッテマリーンズ・佐々木朗希投手の日本プロ野球選手会脱退報道に驚いた。
■選手会脱退報道に驚き
番組は佐々木投手がプロ野球選手で構成される「日本プロ野球選手会を脱退していた」と報じた記事を紹介し、出演者がトークをする。
金村氏は「佐々木くんがおそらくですね、新聞紙上を見ていますと、メジャーにポスティングで行きたいというので、まだ契約も終わってないということで。僕も驚いたんですけど、労働組合に入っていないというね」と語った。
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■選手会の歴史を説明
選手会について金村氏は「中畑清さん、原辰徳さん、岡田彰布さんなどが12球団の選手会長、そのなかの会長のなかの会長というので、労働組合を発足させて。ヤクルトは本社にも労働組合がないというので、ヤクルトだけなしで11球団でスタートしたんですよ」と説明。
そのうえで「僕も近鉄時代に選手会長をして、選手会の理事もさせていただいたんですけども。選手はほとんど選手会に入っているんですよ。僕はびっくりしたんですよね。佐々木くんだけ入ってないっていうのを聞くとね」と驚いた。
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■「ごねる」と思われても…
MCのふかわりょうが「記事のなかでは『ごねる』みたいなことが書いてあった」と指摘すると、金村氏は「そう思われても仕方ないでしょうね」とコメント。
続けて「大谷翔平くんでも5年いて、世界一のプレイヤーになったわけですから。指標としてだいたいお世話になった球団に最低でも5年ぐらいいてから 、双方が納得して笑顔で送り出してあげるっていうようなポスティングが、1番望ましい。ちょっとこじれてますよね」と指摘した。
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■加入は「あくまで任意」と語るも…
選手会加入について金村氏は「あくまで任意です」と前置きしたうえで「ただね、選手会に1人入っていないというのは、驚きましたね」と繰り返す。
前園真聖から「メジャーには行かないんですか？」と質問されると「メジャーに行きたいですよ。早くポスティングで、あれぐらいの実力があれば早く行きたいですよ、若いときに」と金村氏は語った。
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■MLB移籍に持論
金村氏はさらに「ドラフトがあって、ロッテが指名して、ロッテが一生懸命 故障しないように育てて。まあ昨年はパーフェクトゲームもしましたけども」と指摘。
そして「中何日もあけながら一生懸命、彼を超一流に育てたっていうのも、 まあファンたちも思っているでしょうね。だから双方が笑顔で送り出すみたいな感じがベストなんですよ」と力説していた。
■佐々木投手の真意は…
佐々木投手は現在千葉ロッテ球団と契約の更改をしていない。
ネットなどではさまざまな憶測が乱れ飛び「ポスティングでのメジャー移籍を希望している」と噂されているが、選手会脱退も含めてその真意はわかっていないのが現状だ。
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