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「もしもの時には、そのまま死にたい。絶対に蘇生はしないで」と言っていた妻の願いを尊重した夫。その結果、妻の家族から深く恨まれ、関係は完全に破綻してしまった。

 

■死にゆく妻の願い

海外で暮らす男性(35)の妻が悪性脳腫瘍を患い、長いあいだ闘病を続けたが状態は良くならない。余命わずかになった妻は男性と話し合い、「もしもの時には蘇生しないでほしい」と伝えた。

「病状が悪化したのに、私の家族は支えになってくれない。だから延命拒否についても家族の意見は聞かなくていいからね」とも言われた男性は、妻の望み通りに進めようと考えた。

 

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■義理の家族と激突

妻の病状は徐々に悪化し、ついには生命維持装置が必要な状態に。そこで男性は希望を尊重したいと考えたが、妻の家族は大反対。「生命維持装置を外すならあなたを訴える」と脅されたものの、男性は妻との約束を守り抜いた。

そのせいで家族した妻の家族は、妻が息を引き取った時に「この人殺しめ!」などと男性を罵倒した。

 

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■外出先で鉢合わせ

妻の死から少し経ったころ、男性は食料品を買うために外出。たまたま同じ場所にいた義理の家族と鉢合わせ、睨みつけられた。

義母は男性に近寄り、「(妻が死んだのに)どうして食事を楽しめるの?」と嫌味を炸裂。カッとなった男性は黙っていられなくなり、「最低な義理の家族について、あれこれ考える必要がなくなったからです」と口走ってしまった。

腹は立つが、義理の家族が妻の死を嘆いていることは間違いない。「悪いことを言ってしまったのかもしれない」と悩むようになった男性が、ネット掲示板『Reddit』で助言を求めた。

 

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■「弁護士が必要」という意見

投稿を読んだユーザーらは、「あなたは悪くない」「義理の家族は悲しみをぶつけているだけ。フェアじゃない」「私ならもっと言葉を返していたと思う」といった意見を寄せた。

また一部ユーザーは「義理の家族とは連絡を絶ってもいいと思う」とアドバイスし、「人前でひどいことを言われたのだから、弁護士を雇って警告してもらえばいい」とも書き込んでいる。

妻の希望を尊重し生命維持装置を外した夫 義理の家族に「人殺し」と言われ激怒