本郷奏多

「よく似た親子で手ごたえもよく似ておる。どちらと寝ておるか、わからなくなることもしばしばじゃ」──。NHK大河ドラマ『光る君へ』で、本郷奏多の演技に注目が集まっている。

悪役やクセのある役を演じることの多い本郷だが、カメラが回らないところでの評判はというと…。

【合わせて読みたい】神木隆之介、『らんまん』の裏で囁かれる評判 仕事先での「行動」に周囲も驚き…

 

■「高貴なクズ」役が話題に

光る君へ』は、『源氏物語』の作者である紫式部にスポットを当てた物語。藤原道長へ思いを寄せながら、変わりゆく世の中を力強く生きる女性の姿を描いている。並外れた文学の才能を持ち、想像力と好奇心豊かな主人公・紫式部/まひろ吉高由里子が演じる。

本郷はのちに65代花山天皇として即位する東宮(皇太子)の師貞親王役。女好きで、作中では両足で扇を開きながら複数の女性と関係を持ったことを得意げに仄めかすシーンが印象的だ。

ネット上では、「数分しか登場しないのに全部持ってかれた」「本郷くん、この役ハマりすぎ」「高貴なクズ役やらせたら右に出るものがいない本郷奏多」と、本郷の演技を絶賛する声が続出。

 

関連記事:菊池風磨、性加害問題の裏で囁かれる「本当の評価」 テレビ局からのオファーは…

■ピンポイントで指名されることも

本郷は2002年の映画『リターナー』で俳優デビュー。当時12歳ながら高い演技力を見せ、一躍注目を浴びる。その後は、2015年のドラマ『アカギ』(BSスカパー!)での究極のダークヒーロー・赤木シゲル役をはじめ、主人公の前に立ちはだかる悪役やクセのある役を演じることが多い。

あるテレビ局関係者は、「ちょっとした表情やセリフの抑揚でクセのあるキャラクターを巧みに表現しています。人気漫画やアニメの実写化作品に起用されることも多く、その度に再現度の高い演技が話題になります。個性的で他にいないタイプの役者なので、制作側から『本郷さんを使いたい』とピンポイントで指名がかかることも少なくありません」と評する。

関連記事:吉岡里帆、テレビに映らない場所での性格 「イメージと違う」関係者も驚き

■ユーチューバーとしても活躍

俳優業に加えて、20年には公式YouTubeチャンネル『本郷奏多の日常』を開設。チャンネル登録者数65万人を越え、高い人気を誇る。

前出のテレビ局関係者によれば、動画一つ一つのクオリティーも高いという。「自分で撮影から編集までやっています。10分前後でまとめて、BGMやテロップなど細部までこだわっており、業界内でも『面白い』と評判です。俳優業も忙しい中、編集作業に手を抜かず、他のユーチューバーの動画も常にチェックしてアンテナを張っているそうですよ」(前出・テレビ局関係者)。

 

関連記事:山田裕貴、カメラが回らないところでの評判 現場での「人柄」に周囲も驚き

■「イメージと違う」性格に驚きの声

役者として、ユーチューバーとしても高く評価される本郷。カメラが回らないところでの評判も良好だ。

「今でも学生時代の友人とはこまめに連絡を取り、誕生日祝いなども欠かさないそうです。ドラマだと冷たい役を演じることが多いのでドライな性格に思われがちですが、実際は家族や友人など周りの人を大切にしています。いい意味でイメージと違う姿に驚く人も多いようです」(前出・テレビ局関係者)。

これからも、本郷は俳優としてさらなる高みへ突き進んでいくに違いない。

 

関連記事:波瑠、カメラが回らないところでの評判 仕事先では「イメージと違う」一面を見せて…

■執筆者プロフィール

斎藤聡人:1991年生まれ。『Sirabee』編集部記者。

某週刊誌の芸能記者を経て現職に。ジャニーズネタなど、芸能ニュースを中心に様々なジャンルを取材する。

チェーン店からローカル店まで様々な飲食店をめぐり、グルメ記事も手がける。仕事も兼ねた毎日のドラマ鑑賞が日課。

今期の推しは、『正直不動産2』(NHK)、『院内警察』(フジテレビ系)。

本郷奏多、『光る君へ』“高貴なクズ役”に囁かれる評判 「イメージと違う」性格に驚きの声