数々のファンタジー作品を生み出して世界中を魅了してきたディズニーが、 ディズニープラスで<実写>と<アニメ>2つの世界を描く、 日本発のオリジナルファンタジー・アドベンチャー超大作『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』が独占配信中、1月24日(水)に最終回が配信となりました。

本作は、実写で描く現実世界〈横須賀〉と、アニメで描くドラゴンが棲む異世界〈ウーパナンタ〉の2つの世界が描かれる、これまで誰も観たことのない全く新しい物語。〈横須賀〉に住む空想好きな女子高生・ナギ役の中島セナと、〈ウーパナンタ〉からやって来た落ちこぼれのドラゴン乗りの少年・タイム役の奥平大兼がW主演。ナギの親友ソン役にエマニエル由人、タイムが憧れるドラゴン乗りの英雄・アクタ役に新田真剣佑、謎のコンビニ店員 ・柴田/スペース役に森田剛が出演しています。

監督・萩原健太郎、アニメーション監督・大塚隆史、キャラクター原案・コンセプトアートに出水ぽすか、アニメ制作スタジオProduction I.G と、世界水準の豪華製作陣が名を連ねた注目作となっています。ナギ役を務め、モデルとしても活躍する注目女優の中島セナさんにお話を伺いました!

――本作とても楽しく拝見させていただきました。実写とアニメで2つの世界を描く作品という新しい物語になっていますね。

壮大なファンタジーで率直に面白いと感じました。どこでどのようにアニメが入ってくるのかなど、台本を読んでも想像がつかなかったので、実際に撮影しながら理解していく部分が多かったです。

――実写部分を撮影し、後からアニメーションなどを組み合わせると思うので、想像しながら撮影する部分が多そうですね。

そうなんです。自分で想像しなければいけない部分が多いのは、他の作品との違いであり、難しいところだったと思います。実写の撮影からスタートして、並行してアニメが作られていきました。そのため最初は、アニメ部分は全く見られない状態で、後半は原画のようなものを見せていただきながら実写の撮影が進んでいきました。完成した作品を観て「ここと、ここが繋がっていたんだ!」という発見があり、楽しかったです。

――ドラゴンとのシーンもありますね。どの様に想像しながら演じていましたか?

タイムの相棒であるドラゴンのガフィンとの撮影で、テストではガフィン役の方がいて目線を合わせて動いてくださりますが、本番はガフィンのいるべき位置に、何もない状態になりました。何もないところを見て目線を動かすのが、最初はとても難しくて。CGをこれだけ使った大規模な作品に出演すること自体、初めてで新鮮でした。

――セットも凄そうですよね。

すごい規模感のセットでした。ナギのお母さんの部屋にはたくさんの絵があり、出水ぽすか先生のキャラクターデザイン画も貼られていました。ぽすか先生が作画を手掛けた漫画「約束のネバーランド」も読んでいたので、『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』のキャラクター原案とコンセプトアートを先生が担当されると聞いた時は、すごく嬉しかったです。

――中島さんが演じたナギは同級生に馴染めなさを感じて生きている女の子ですが、演じる上で意識したことを教えてください。

演じた時の私の年齢が、ちょうどナギと一緒だったんです。タイムと出会うまでのナギは普通の高校生なので、等身大であることを意識しました。それからタイムと出会い、徐々にナギの心情が変わっていくことを表現しようと心がけました。監督とは現場でその都度「こうしてみようか」と相談していきました。特にタイムを見る“目の変化”については指導いただきました。タイムを信じられないところから徐々に信頼するようになり、一緒に夢を見るまでになる気持ちを、表情の変化などで表しています。

――ナギというキャラクターのどんな所に、魅力を感じられましたか?

最初に台本を読んだ時、ナギはいろんなことを諦めている人だと感じました。でもタイムとの出会いを通し、人を信じることに前向きになって、周りの人と向き合おうとしていくところが魅力的だなと思います。ナギは、音に色が付いて見える共感覚と呼ばれるものを持っています。それはすごく貴重な感覚だけど、周囲に馴染めないことにも繋がってしまう。だから軽々しくは言えないですが、その感覚を体験してみたいと思いました。

――先ほど漫画がお好きだとおっしゃっていましたが、特に好きな作品は何ですか?

ジャンプ系の作品を読むことが多いです。特に『呪術廻戦』(集英社)はずっと読み続けていて、アニメが始まる前からファンで、五条悟が推しです。アクションのテンポが良く、スピード感がある作品だと思います。あとは作者の芥見下々先生の容赦ない感じが好きです(笑)。

――確かに容赦ないですよね(笑)。本作の様なファンタジー作品をご覧になることはありますか?

SFやファンタジーは好きな世界だったので、今回こうしてディズニープラスのファンタジー作品に出演が決まってうれしかったです。父が「スター・ウォーズ」が好きで、家にDVDが揃っていたので小さい頃から観ています。

――「スター・ウォーズ」シリーズもディズニープラスで観れますし、『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』と一緒に楽しみたいですね。今日は素敵なお話をありがとうございました!

撮影:オサダコウジ

ディズニープラス STARオリジナルシリーズ
『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』

全話独占配信中
話数:全8話
出演:
中島セナ 奥平大兼 エマニエル由人 SUMIRE
津田健次郎 武内駿輔 嶋村侑 三宅健太 福山潤 土屋神葉 潘めぐみ 宮寺智子 大塚芳忠
田中麗奈 三浦誠己 成海璃子 /新田真剣佑(友情出演) 森田剛
監督:荻原健太郎 アニメーション監督:大塚隆史
原案:solo 日月舎  脚本:藤本匡太、大江崇允、川原杏奈
キャラクター原案・コンセプトアート:出水ぽすか
プロデューサー:山本晃久、伊藤整、涌田秀幸
制作プロダクション:C&I エンタテインメント
(C)2024 Disney

遂に最終回が配信! ディズニープラス『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』空想好きな女子高生ナギを熱演 注目女優・中島セナにインタビュー