今冬の移籍も噂されているラツィオの日本代表MF鎌田大地(27)だが、交渉が難航しているようだ。イタリアCalciomercato.it』が伝えた。

昨シーズン限りでフランクフルトを退団し、今シーズンからラツィオに完全移籍で加入した鎌田。今シーズンはセリエAで16試合1ゴール1アシストチャンピオンズリーグ(CL)で5試合、コッパ・イタリアで1試合に出場している。

フランクフルトでの活躍、ヨーロッパの舞台での活躍が目に止まっての補強となったが、シーズン序盤こそ輝きを見せることもあったが、徐々に序列が低下。マウリツィオ・サッリ監督の信頼も徐々に薄れ、出番も減少していった。

その影響もあってか、アジアカップ2023に臨む日本代表には選ばれず。クラブも売りに出すことを考え始めていた中、ガラタサライからの関心が報じられていた。

クラブは鎌田の売却に対して1000万ユーロ(約16億円)を要求。クラウディオ・ロティート会長の方針でもあるが、ガラタサライは500万ユーロ(約8億円)で獲得しようとしており、ラツィオは許可を出さないと見られている。

初めてのイタリアでのプレーとなる鎌田。新たな環境で、新たなサッカーにフィットする時間も必要だとは思うが、後半戦巻き返すことができるか注目だ。