スターデューバレー』元開発者であるゲーム開発者のミスター・ポダンキアン(Mr. Podunkian)ことArthur Lee(アーサー・リー)氏は1月26日スローライフゲーム『Sunkissed City』を正式に発表し、Steamストアページを公開した。

対応プラットフォームはPC(Steam)で、発売時期は2024年の第4四半期をy呈している。

『Sunkissed City』は作者であるスター・ポダンキアン氏が独自に開発した『スターデューバレー』のゲームエンジン・Sanpo Engineを使用し、『スターデューバレー』のメイン開発者であるConcernedApeの許可を得て制作される『スターデューバレー』ライクな新作スローライフゲームだ。

開発者のミスター・ポダンキアン氏は以前から自身のX(旧Twitter)にて開発中の映像や画像などを投稿していたが、この度晴れて正式に発表されたかたちとなる。

『Sunkissed City』は「陽気な太陽が降り注ぐ海辺の大都市」である「アポロシティ」を舞台にした作品となり、プレイヤーは入社した会社のプログラムによりアポロシティを訪れた主人公として新生活を送ることとなる。

いわば、『スターデューバレー』をベースに都市的な要素などが多分に組み込まれた作品となっており、作中では住民とのコミュニケーションや農業や釣り、料理や食品の加工、山岳での採掘、建築、魔物が蔓延るダンジョン探索などを楽しめるという。

ゲームはオンライン及び画面分割を駆使したローカルでのマルチプレイが可能となっており、プレイヤーごとに難度の設定やアクセシビリティオプションを適用してプレイできる仕様となる。

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(画像はSteam:Sunkissed Cityより)

アポロシティでは賑やかな町であるものの、下水道から怪物が出てきたり、野生生物の攻撃性が高まったり、水に生命がなくなったりと様々な問題を抱えている。この問題を解決していくこともゲームの目的のひとつとなるだろう。

作中には森の不思議な生き物「ケビー」と協力し、街を悩ませているさまざまな病気に立ち向かうこともできるそうだ。「ケビー」のほかにもラーメン屋店主の娘でエモ・ガールのキャラクターやグラフィティライターの青年など、ユニークなバックグラウンドを有したNPCも多分に登場するため、住民との交流においても本作ならではの楽しさに期待したい。

上記のほか。作中に登場する鉄道には日本に旅行した際に出会った「駅メロ」が用意されていたり、ラーメンを食べて一時的なステータスを強化したり、レシピを会得できる読書や散歩を楽しめるペットが実装されていたりと、細かいアクティビティも多数収録されている。多岐にわたるコンテンツを実装している点も本作の注目のポイントとなっている。

都会的なエッセンスを感じつつ、充実した生活シミュレーションを楽しめそうな『Sunkissed City』。興味がある読者は本作をウィッシュリストに登録し、続報や正式な発売を待とう。

Steam:Sunkissed Cityはこちら本作を手掛けるArthur 'Mr. Podunkian' Lee氏のX(旧Twitter)アカウントはこちら