印象派がヨーロッパやアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる展覧会『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』が、明日1月27日(土)より東京都美術館にて開幕。展覧会の開幕に先立ち、本展オフィシャルサポーターを務める俳優・鈴鹿央士が来場した。

展示をひと足先に鑑賞した鈴鹿は、「絵を見る時って凄く集中するので、疲れるかなと思ってたんです。それが実際は逆で、すごく元気を貰いました。見終わったときに、軽やかな気持ちになりました」とコメント。実際に見ることを楽しみにしていた作品《ハーミット・クリーク・キャニオン》については、「想像よりも(サイズが)大きかったです。事前に写真で見ていたよりも、雲の流れ方だったり、絵の具のかすれだったり、そういった細かなところに気づきました」と作品のディテールを語った。

初挑戦となった音声ガイドについては、「僕はスペシャルトラックとして参加しました。来場者の皆さんと一緒に回っている気持ちで挑みました」と、和やかな収録現場だったことを紹介。これから来場する方には「とても気持ちの良い展示空間で、誰でも楽しんで頂けると思います。是非みなさん、気軽に見に来てください!」と締めくくった。

アメリカ・ボストン近郊に位置するウスター美術館は、1898年の開館当初から印象派の作品を積極的に収集してきた。本展は、西洋美術の伝統を覆した印象派の革新性とその広がり、とりわけアメリカ各地で展開した印象派の諸相に注目。ほとんどが初来日となる同館の印象派コレクションを中心に、日本でもよく知られるモネ、ルノワールなどフランスの印象派にくわえ、ドイツや北欧の作家、国際的に活動したサージェント、さらにはアメリカの印象派を代表するハッサムらの作品が一堂に集結する。

『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』は、1月27日(土)から4月7日(日)まで、東京都美術館にて開催。東京展の後には、郡山・八王子・大阪へと巡回予定。

『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』オフィシャルサポーター・鈴鹿央士