弁護士でタレントの八代英輝氏(59歳)が、1月26日に放送された情報番組「ひるおび」(TBS系)に出演。ダウンタウン・松本人志(60歳)を巡る週刊誌報道に対する、吉本興業の初動対応のまずさについてコメントした。

番組はこの日、松本を巡る一連の週刊誌報道を特集。その中で、吉本興業が24日に「週刊誌報道等に対する当社の対応方針について」を発表したことに詳しく触れ、当初「事実は一切ない」としていた立場から一転、「事実確認をしっかり行った上で何らかの形で会社としての説明責任を果たす必要がある」と、自らの“企業責任”に言及した内容だと紹介した。

八代氏は「初動が大事だなと思うのは、初動にこそ企業の本当の姿が表れる」ということを国民も見ているとした上で、「吉本興業はこのリリースを行うことによって軌道修正を図ってきています。ただ、初動の脇の甘さ、それから見過ごせないのは12月27日のリリースでは『8年前となる2015年における』というような書き方をしてるんですね。これは、“8年前となる”というのが、私たちから見て必要だったか。何が言いたいか、『8年も前の2015年のことを、今さら報じられてます』ということを暗に言いたかった、と。私たち読む側は受け止めてしまうと思うんですね」と指摘。

そして「ですので、軌道修正はもちろん必要ですけども、初動が大事だというのは、そこにこそ、その企業の生の裸の姿というものが見えてしまう、と。見透かされてしまう、と。そういう大きなリスクがあると言う部分だと思います」と語った。

番組MCの恵俊彰も「そのあと出てくる、いわゆる飲み会はあったのか、ないのか。あったんだ。ってなってくると、“一切”の範囲が『あれ、ちょっと違ってきたのかな?』って印象を感じてしまう」とコメントした。