接客業は、求められることが盛りだくさん。

商品や決済の知識のほか、気配りや話術まで必要な場面も多々あるでしょう。

『なるほど編』

Instagramで接客業にまつわる漫画を公開している、あとみ(yumekomanga)さん。

読者から寄せられた、「なるほど」と思えるエピソード4点を紹介しました。

カードで支払いができない時

『なるほど編』の漫画

クレジットカードは、使っていると電子部品の『ICチップ』が磁気不良になることがあります。

暗号化された情報を正常に読み取れなくなるため、買い物中に発生すると困るでしょう。

布でカードの汚れを拭きとると、一時的に読み取り可能となる場合もあるため、店員によっては試している様子。

とはいえ、あくまでも応急的な処置のため、早急にカード会社に再発行を頼んだほうがよさそうです。

『カスハラ』の意味

『なるほど編』の漫画

顧客からの 理不尽な要求や暴言などは『カスタマーハラスメント』と呼ばれています。

それを4文字に縮めて『カスハラ』というのですが、「カスがハラスメントすること」だと勘違いしている人も!

『顧客=カスタマー』という意味が思い浮かばないと、間違えてしまっても仕方がないかもしれません。

レジでの年齢確認

『なるほど編』の漫画

誤って20歳未満に酒類を販売しないよう、店側は客に年齢確認を行います。

会計の際、レジで「20歳以上ですか?」という文言と一緒に「はい」のボタンが表示されるのを、見たことがある人は多いでしょう。

表示されたら素直に答えてほしいものですが、客によっては「どう見ても自分は20歳以上だろう!」と不快に思い、あえて押さない場合もあるようです。

モヤモヤを感じる人がいることは、店員側も分かっていること。

だからこそ、結局は全員に年齢確認をするにしても、いろいろな理由付けをしているようです!

店員の味方のお客様

『なるほど編』の漫画

スーパーマーケットには、客の意見がよく貼り出されています。

店にとって有益な声があるからこそ、意見を受け付けているのですが、ただのクレームと思えるものも少なくありません。

名指しで批判された店員や、1枚ずつ返事を書く店員の心労がしのばれます。

わざわざ店員への感謝を書く人はまれですが、多くの人が胸の中では思っているのではないでしょうか。

「いつもお疲れさまです!」という言葉を、直接届けるのにも勇気が必要。

理不尽さに憤り、店員のことを想った客の言葉が温かいですね。

4つのエピソードに対し、共感などさまざまな反応がありました。

・ICチップの汚れ、知りませんでした。

・『カスハラ』の勘違いに笑いを耐えられなかった。意味を知らなければ、私も同じ間違いをしそう!

・『カスハラ=カスな人がするハラスメント』だと、あらゆるハラスメントがこの言葉だけで済むかもしれません。

・うちの店では、たとえ100歳であろうと年齢確認をしてもらいます!

・理不尽さが分かる。『従業員からお客様への声』も掲示してほしいよね。

あなたも、買い物中に何かいつも思っていることや、店員側として実践していることはありますか。

その体験談も、多くの人が「分かる」「あるある」と思うものかもしれませんよ!


[文・構成/grape編集部]

出典
yumekomanga