理化学研究所(理研)計算科学研究センター(R-CCSセンター長 松岡 聡)は、2024年2月2日(金)、今後の科学技術の発展に向けた「AI for Science」というハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)の新たなコンセプトとそれに向けたR-CCSの取り組みを紹介し、各界の有識者と今後の展望について議論します。

 これまで、科学技術の分野では、特定分野における問題を解決するための小規模な「古典的」AI技術が進歩をもたらしてきました。今、HPCの進化とともに発展した大規模深層学習モデルや大規模言語モデル(LLM)、生成AIといった新たなAIの技術が分野横断的に活用されることで、様々な課題の解決に向けた新たなブレイクスルーが創出されようとしています。もはやAIは限られた分野や課題に向けた技術ではなくなりつつあります。「AI for Science」とはすなわち、この世の中のあらゆるデータを対象として、AIおよびその活用に関する技術発展を目指すものです。

 本シンポジウム前半では、Rick L. Stevensアルゴンヌ国立研究所 副所長(Associate Laboratory Director and Argonne Distinguished Fellow, Argonne National Laboratory)による基調講演として、「AI for Science」の現状および米国をはじめとする世界における最新の取り組み状況や、将来の展望、そして日本のもつ可能性や期待されることは何か、などをお話しいただきます。後半のパネルディスカッションでは、AI戦略やHPCに携わる各界の有識者が登壇し、「AI for Science」がもたらす科学技術イノベーションの変革と可能性について議論し、参加者の皆様と共に考えていきます。

イベント概要

【イベント名】

スーパーコンピュータ「富岳」シンポジウム

AI for Science ~変える、変わる 科学技術イノベーション~

【開催日時】2024年2月2日(金)13:00~16:30 ※会場参加は12:30より受付開始

【開催場所】コングレスクエア日本橋 3階 ホールC/D(東京都中央区日本橋1-3-13 東京建物日本橋ビル)

【開催形式】ハイブリッド形式|参加費無料・事前登録制
【主  催】国立研究開発法人理化学研究所計算科学研究センター

【後  援】

文部科学省経済産業省(予定)、総務省日本経済団体連合会経済同友会情報処理学会、HPCIコンソーシアム、スーパーコンピューティング技術産業応用協議会、計算科学振興財団、高度情報科学技術研究機構

【参加登録】

AI for Science ~変える、変わる 科学技術イノベーション~ 特設サイトよりお申し込みください。※締め切り 2024年1月31日(水)15:00

https://www.r-ccs.riken.jp/sympo/fugaku-aiforscience2024/

プログラム

お問い合わせ

<シンポジウムへの参加に関するお問合せ>

株式会社マイナビ TECH+セミナー運営事務局

E-mail:news-techplus-event@mynavi.jp

配信元企業:国立研究開発法人理化学研究所 計算科学研究センター

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